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(映画感想文/短歌)『ビートルジュース ビートルジュース』

『ビートルジュース ビートルジュース』※ネタバレなし感想文

ふらっと観てきた『ビートルジュース ビートルジュース』。これって、リブートじゃなく、続編なんですね(単に「2」じゃない、巧妙なタイトル)。知らずに観てしまいましたが、十分に楽しめました。ティム・バートン作品は何作か観ており、前作の存在も知っていますが、前作未見の人でも楽しめる、ホラー・コメディです。というか前作は1988年公開(36年前)ということで、今作からでも楽しめるように作られています。ストーリー展開が結構カオスなので、最初は人物の関係性やストーリーを追うのにやや疲れましたが、後半は物語の世界観にどっぷり浸れました。前作を観ていれば、登場人物の前作からの成長(変化)ぶりなど、冒頭から楽しめるのでしょうね。素直に前作を観たくなりました。
本作の個人的な評価は、★★★☆☆(星3.5くらい?)でした。

こんな人におすすめ

先に書いた通り、前作未見でも難しいことを考えずに楽しめますが(ストーリーなど詳細は公式HPを)、ティム・バートンの世界観(ダークで、ゴシックで、POP)を知っていればなお良し、全くの初見だと、ややグロく感じる描写もあるかもしれません。この辺は、本作がどうというより、ティム・バートン作品との相性ではないでしょうか。キャストも豪華で、エンターテインメントしつつも、親子関係、家族関係、ジェンダー関係なども描かれていると感じます。個人的には、ウィレム・デフォー(名優)演じるトンチキな(失礼)刑事がお気に入りです。

(勝手に)短歌

作品内容とはあまり直接的に関係ないですが、「いま生きている世界」と「死後の世界」が交錯するストーリーから詠んでみました。ジェナ・オルテガ演じるアストリッドにも少し気持ちを重ねてーー。

死んでないから生きているはずだけど、わからなくなるそんな日もある

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