史上最高の「火の鳥」記念展!
只今手塚治虫記念館においてファン必見の企画展が開催されておりますので
そちらをご紹介したいと思います。
早速ですがそれはこちら
「手塚治虫記念館開館30周年記念展「火の鳥 ~手塚治虫のライフワーク~」であります。
出ました。
これは悶絶確定!
手塚治虫記念館では随時色んな企画展を開催しておりますがこれは間違いなく最高クラスの企画展であります。
手塚治虫の代表作にして日本漫画史においても最高峰に君臨するレジェンド中のレジェンドマンガ「火の鳥」。
その企画展というだけでも熱狂度マックスで膝の震えが止まりませんが今回はなんと手塚治虫記念館30周年記念という特別な企画展。
実に20年ぶりとなる「火の鳥」のメモリアル展。
これはファンならずとも行くしかありません。
ぜひ修学旅行の行先をここにして頂きたい。
全日本国民が宝塚に集結してもいいくらいの特別展であります。
マジで。
「人はなぜ生まれ、なぜ死ぬのか」
このシンプルな問いに答えられる大人が何人おられますか、、、。
子供に聞かれたらなんと答えますか…。
答えられないのなら足を運ぶ価値あります。
なぜなら
これこそが「火の鳥」の大大大テーマであるからであります。
過去世界中の哲学者たちが、偉人たちがこの難題に立ち向かい
「なぜ生きるのか」についてを永遠と語り紡いできました。
しかし未だに明確な正解のない人類永遠のテーマともいえる難題を
その小難しい哲学的な問いを、、
一人の日本人が漫画という表現方法で発表しました。
それが「火の鳥」なのであります。
子供でも読める敷居の低さでありながら
大の大人が頭を抱えて悩ませる深さ
時に読者をトラウマにさせてしまう攻撃性を秘めていながらも
何度も何度も読み返したくなる中毒性
その言葉にできない不思議な魅力を放つ日本漫画界の最高峰に位置する傑作「火の鳥」
その展示企画ですよ。
行くしかないでしょ。
逆に行かない理由って何すか?
それでも行かないと意地を張っているそこのあなたに
今回の記事をご用意しました。
偉そうに語り散らかすボクもまだ足を運んでいないんですが…(笑)
そんな事は置いておいて
今回の企画展の素晴らしさをピシャピシャにプレゼンしたいと思います。
それでは早速公式サイトの案内見ていきましょう。
どうですか。
単に20年ぶりの「火の鳥」企画展というだけでなく
今年の1月22日には宝塚市制70周年記念ロゴマークとして、そのデザインに「火の鳥」が採用されたそうなのですがマジすっか?って感じです。
「火の鳥」の存在感がハンパないです。
神々しくて涙出ます。
市のロゴマークですよ。シンボルデザインですよ。
ちょっと格が違いすぎてチビります。
さらには今年2024年は手塚治虫記念館開館30周年を迎え記念館のエントランスにある火の鳥モニュメントの下に埋設されたタイムカプセルの開封イベントも開催されます。
いよいよ30年という時を経て
平和への願いを込めて埋められたカプセルが公開されるわけであります。
このタイムカプセルについては以前の記事を参考にしてみてください。
このようにまさに丸ごと「火の鳥」まみれの「火の鳥」だらけの企画展。
手塚ファンならずとも
この企画展は間違いなく一生モノの記念になると思います。
さぁ興奮してきましたね。
ここからは宝塚市立手塚治虫記念館の公式HPより見ていきます。
とあります。
120点を超える火の鳥の直筆原稿ですよ!
手塚先生の生原稿を1枚につき1分見るだけでもゆうに2時間要します!
これはとんでもない物量です。
1分も「見てられねーよ」って人でも
仮に1枚に10秒見ても全部見るのに20分かかります。
どうしますコレ?
ヤバくないですか。
このスペシャルなボリュームを堪能するのはガチで体力勝負です。
舐めてたらやられちゃいますよ。
しっかり体力作りしてから臨みましょう。
これは「休憩」編の事を指しているのかまでは不明ですが「火の鳥」誕生のキッカケを、手塚治虫がどうして「火の鳥」を描こうと思ったのかを紹介してくれる展示があるのはいいですね。こういうテーマの根幹に触れるような展示は実に素晴らしい。これぞ企画展の醍醐味って感じがして最高です。
これもファンには嬉しい展示です。
まだ火の鳥が何者でもない時の貴重な生原稿。この時点で悶絶確定ですね。
と言うのも「漫画少年」版「少女クラブ」版の黎明編は立ち位置として正式な「火の鳥」のナンバリングには含まれておりません。
一般的に黎明編と言えばこの後の10年後に発刊された月刊誌『COM』にて掲載されたものを指す事が多く1954年当時の「火の鳥」はまだ「火の鳥」していません。いわばプロトタイプ、伝説の序曲とでも言いましょうか、
「火の鳥」シリーズとしてカウントされていない作品群が故に手塚治虫の迸る初期衝動が見れる作品なので神様の初々しい原稿を見届けることができる貴重な展示になるのは間違いありません。
シンプルに楽しみですね。
シノプシスとは要約、概要といったもので漫画でいうところの骨格みたいなものです。
手塚先生は「太陽編」の続きと言われる「現代編」を描くことなくこの世を去ってしまいましたが死の直前にミュージカル「火の鳥」の原案として「大地編」のシノプシスを描いていました。
その複製原画が公開されるわけですが
文字だけとはいえ、このシノプシスを見て何をどう感じるか。
ある意味では死の間際に残した最後の火の鳥ですから構想の断片を測るには貴重な資料と言えるでしょう。
これもすごいものになりそうです。
手塚治虫と言えばモブ。モブとは民衆、集団という意味ですが手塚治虫が描くモブシーンはマンガ界でも屈指のモブです。
特に生命の象徴の代表作品である「火の鳥」ですからそのモブシーンを直筆原稿で拝めるのは一生モノかと思います。
これはマジで絶対見て置いた方がいいです。
ボクまだ見てませんけど(笑)
手塚治虫のモブの話すると2~3時間平気で行っちゃうんでしませんが
見れるのなら絶対見て置いた方がいいと思います。
マンガ界でも最高峰のモブラーなんで手塚治虫のモブ、必見です。
これも悶絶級です。
「火の鳥」のバージョン違いの比較展示。これは嬉しい。
ただでさえややこしい手塚先生の改編を比較展示できるわけですから
ファンならよだれが出るほど嬉しい展示だと思います。
ボク見てませんけど、もうヨダレ垂れ散らかしてます(笑)
改編自体は「手塚あるある」なんですけど
「火の鳥」も、単行本や文庫版、完全版などで大きく内容や異なっているものもあって本当の「火の鳥」を見たいという読者がたくさんおられます。
完全版と呼ばれる「火の鳥」のオリジナル復刻版は高額商品ながらも完売した人気ぶり。
ガチ勢に限らず本当に多くの読者に愛されているレジェンドマンガのバージョン違い。みんな見たいんですよ。
だからこれは本当に嬉しい展示です。
はい…というわけでざっくりとご紹介して参りましたがどうですか。
行きたくなりませんか。
ご自身がまっとうな日本人であるなら行きたくなった事と思います。
日本漫画史の中においても最高峰に君臨するレジェンド中のレジェンドマンガ「火の鳥」。
マクロからミクロへの超時空的世界観を描いた手塚治虫の凄さが爆裂したマンガ、その「火の鳥」の骨の髄までしゃぶり尽くせる公式の企画展。
行くしかないでしょ。
期間は2024年3月1日(金)~6月23日(日)迄
短い。なんと短い。こんなもんあっという間ですよ。
後悔しないためにも是非足を運んでみてください。
そして火の鳥の素晴らしさを体験してみてください。
ボクも必ず行きます。
もしかしたらどこから会えるかもしれませんね。
全日本人必読の「火の鳥」企画展
ここまで見て下さっている方なら間違いなく足を運んでいることと思います。最後までご覧くださりありがとうございます。
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