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サービス提供する市場について

先週業務委託契約を取り交わして開発が始まった非エンジニアサラリーマンのプライベートプロジェクトですが、ではどこの市場に向けてサービスを提供するのか。

引っ張ってもしょうがないので言いますが、対象地域(=自分がいま駐在している地域)はアジア最後のフロンティアと呼ばれている「ミャンマー」です。去年国政選挙があり、アウンサン・スーチー氏の率いるNLDが大勝して急速に民主化・経済の発展が見込まれています。

とはいえミャンマーがどういう国かというと、固定インターネットの普及率は極めて低く、そのため今どきどこの国にも普通にあるWebサービスがほとんど存在しないのです。一方で、2014年のTelenor、Ooredooの新規参入、国営通信事業者MPTへのKDDI・住友商事の支援によって携帯市場は盛り上がりを見せています。ただ、それはあくまで携帯電話の利用者数が急増しているというレベルで、上位レイヤーサービスでは非常に遅れている状況にあります。

携帯電話向けの上位レイヤサービスについてはまだまだ携帯電話設備を使った日本でいうと2Gの時代のサービスが主流です。通信キャリアが一部ポータルサイトの運営を開始していますが、東南アジアの先進国、タイやシンガポールのような状況になるには5年くらいはかかるのではないかなと。

世界で一番遅れていると考えることもできますが、逆に言うと、あるべきサービスがほとんど存在していないので、どの分野にもチャンスがあるという状況だとも考えられます。


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