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逆にコロナが流行って良かったことを見つけてみる

大人になると、イヤなことばっかりに目が行きがちだ。

僕自身も例外ではない。
こんなご時世だし、楽しくない事や気に入らないことを探しては全部コロナが流行している今の時代のせいにしてしまう。

けど、こんな時代だからこそ良くなった部分だってあるはずだ。
足りない頭で、新型コロナウイルスが流行したことで世の中が良くなったことを探してみた。


①地域格差の低減

なんでもリモートでやることが当たり前になっている今、地域格差はどんどん低減されていく気がする。

大企業がリスクを分散するために本社を地方に移転していたりもするし、今や最終面接までリモート対応する企業も少なくない。

僕が就職活動をしている頃、大企業の面接は東京まで受けに行くことが当たり前だった。
人気で求人が集まりまくる会社は、交通費も出してくれない。
これからの世代の人は、ああいう思いをすることが少しずつ減っていくんじゃないかと思う。


②リモート飲みの一般化

①と近くもありますが。
地方に住んでいて普段会えない人とも気軽にリモート飲みができるようになった。

僕の友達は、転勤有りの職に就いている人が多い。
みんな日本全国に散り散りになってしまって、中々集まるのが難しかった。

そんなとき機能するのがリモート飲みだ。
最初はバカにしていたけど、仲の良かったグループ全員集まることができるのは中々良い。

昔は仲良かったけど最近はあんまり会えてないな、ぐらいの距離感の人を誘うのにも丁度良い。
相手の時間やお金を無駄にすることもないし。


③サブスクリプションサービスの普及

緊急事態宣言の発令によって、一気に需要が伸びた気がするのがサブスクリプションサービスである。

コロナ禍以降、NetflixやSpotifyを利用している人は目に見えて増加した。
エンタメがより生活に密接した、必要不可欠なものになった気がする。

サービスの普及によって、オリジナル作品のクオリティなんかも上がるだろうし。


④マスクの有無でヤバい奴の見分けがつく

率直に言うと、僕は今の状況でマスクをつけずに外に出てる人は大抵ヤバい奴だと思っている。

もちろん、ウイルス対策には色んな考え方があると思う。
けど、今の時代人にどう見られるかを意識できる人であれば間違いなく外出時にマスクはつけるだろう。

前はヤバい人も素知らぬ顔で電車とかに乗っていたわけだけど、今であれば電車の中でマスクをしてない人を見たら避けることができる。

もちろん早くマスク無しの時代に戻って欲しくはあるけど、ヤバい人を見分けるには簡単な分水嶺になっていてありがたい。


⑤マッチングアプリが市民権を獲得

サブスクと同じぐらいコロナによって利用者が増えた気がするのがマッチングアプリだ。
僕の周りでも結構これを使って出会っている人が多い。

こんなご時世だから中々対面での出会いは少ないし、色んな人とデートに行くのもリスクが大きい。
マッチングアプリであれば、スペックや見た目で取捨選択できるしメッセージである程度は内面を知ることもできる。

おまけに、普通に生きていれば絶対に出会うことのない人にだって出会うことができる。


⑥勤務体系の柔軟化

リモート勤務や時差出勤はもはや当たり前になった。
2年前にコロナが流行り始めたことがきっかけだったという人も多いはずだ。

家で働くことや勤務時間をズラすことが当たり前になれば、家事をする必要がある人や諸事情で外に出ることができない人の働ける場所が増える。

意欲や能力があっても働くことができなかった人材がしっかり社会に参加できるようになるし、逆に仕事に忙殺されていた人も家での時間を取れるようになる。
これは素晴らしいことではないか。


⑦人間関係を見つめ直すことができる

本当に仲が良い人とは、どれだけ離れたり会える回数が減っても関係がなくなることがないと思う。
逆もまた然りである。

また、コロナを言い訳にすれば会いたくない人に会わずに済むことだってあるはず。

そういう意味で、この期間は自分の人間関係を見つめ直す時間にすることができるんじゃないんだろうか。


自分に思いつくのはこんな感じでした。

もちろん、今が前よりいい時代だと言うつもりはありません。
部活の大会や修学旅行が中止になっている学生を見ると心が痛むし、職種によっては大打撃を食らう社会人の人もいる。
元のように戻ることに越したことはありません。

でも、ネガティブなことばかりを考えるのもまた違うと思っていて。
人間関係もそうですけど、悪い中にも良いところを見つけていかないと息が詰まってしまうと思う。

なるべく良いところに目を向けて、明るい気持ちで日々を過ごしていきたいものです。


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