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2021年秋 大作映画興業収入予想

お疲れ様です。
エンタメとそれにまつわるデータが大好きなoilです。

夏興行は既に終焉、30億超えのヒット作は「竜とそばかすの姫」「東京リベンジャーズ」「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の3本と予想よりは全然健闘。

まあ、コロナ前の2019年夏は「天気の子」「アラジン」「トイ・ストーリー4」と100億円超えの超大ヒット作が3本もあったわけで、比べると寂しい限りですが。

10月はいよいよ秋本番。
9月公開作品では「マスカレード・ナイト」が他を圧倒しているが、後に続く作品は現れるのか。


007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(10/1公開)

予想:26.5億円

待ってたよ、ボンド。
2015年公開の前作「スペクター」が29.6億円、2012年の前々作「スカイフォール」は27.5億円。
コロナによる延期のせいで6年ぶりとなる本作をもって、ジェームス・ボンド役のダニエル・クレイグは卒業となる。
有終の美といきたいところだが、直近では「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が前作より数字を落としており、間が空いてしまったシリーズものは苦戦を強いられそう。
「007」シリーズは「ワイルド・スピード」よりもファン層が安定してそうではあるが、情勢を考えると下落は否めないか。


燃えよ剣(10/15公開)

予想:25億円

岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明、山田裕貴、村上虹郎という邦画オールスターキャストで送る幕末時代劇。
これが読みづらいんですよねえ…キャスト的には「るろ剣」「東京リベンジャーズ」にも勝るとも劣らない豪華さなんですが、如何せん内容的にはシリアスになっちゃうだろうし。
岡田くんは2017年に「関ヶ原」を24億円のヒットに導いてるし、時代劇とは相性いいはずなんですが…ワンチャン30億超えなるか。


DUNE/デューン 砂の惑星(10/15公開)

予想:9億円

近年僕の一番の推しメン、ティモシー・シャラメの主演最新作。
というか、こんな派手なディザスタームービーの主演、彼にとって初では。

レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモアと脇を固めるキャスト陣も超豪華だが、作品全体のトーンも暗め。
日本国内で興行的に当てるのはちょっと難しいか。


劇場版 ルパンの娘(10/15公開)

予想:5.5億円

ドラマが低視聴率だったにも関わらず映画化。
この流れ、闇を感じざるを得ない。

とはいえ、同じフジテレビドラマの劇場版「シグナル 長期未解決事件捜査班」が8億円を超えていたことを考えると、超大コケはなさそう。
これぐらいまではいくんじゃないだろうか。いうてコケだが。


CUBE 一度入ったら、最後(10/22公開)

予想:11.5億円

「糸」「花束みたいな恋をした」「キャラクター」と主演作が3作連続で15億円突破。目下のところ順調そのものだった菅田くんだが、直近の「キネマの神様」で勢いがストップ。

この「CUBE」も読めないが、雰囲気は「キャラクター」と近い(内容は全然違うけど)ことを考えるとそこそこいくのではないだろうか。
まあ、今更なんでこの題材で作るのか、という疑問は否めないけど。
配給が「キネマの神様」と同じ松竹というのも不安ポイント。


老後の資金がありません!(10/30公開)

予想:4億円

ドラマはバコバコ当てるのに何故か映画は当てられない天海姉さんの主演最新作
これは厳しいでしょう。姉さんの求心力云々よりも、企画的に当たる気がしないぞ。誰が観るんだ。
でも、予告ちょっと面白そう。

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