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泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます
「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」 まきさんの台詞 ドラマ #カルテット 第3話 #坂元裕二 脚本 #言の葉集めでyyaannsskk
幸せに育った貴女には
家族のせいで家族を忌避して、家族のせいで家族を求める。この二律背反性がわからないのでしょう。
わからなくて当然だと思います。わからなくて良かったと思います。だから貴女を好いたのです。けれども悩める人の仲間にくらい入れてくださいな。どうぞ敵視なんぞしなさんな。
得たいと思えるようになりたいことがそんなにも欲深いのでしょうか。ただ叶わぬ望みを口にすることが貴女を傷付けるのでしょうか。
今更になっ
泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます
「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」
まきさんの台詞
ドラマ #カルテット 第3話 #坂元裕二 脚本
#言の葉集めでyyaannsskk
好まぬ言葉1
してあげる
ふたくちみくち
子どもの頃からの悪癖。ご飯をちょこっと残して食べきれないことがある。懸命に腹へ詰め込んで、あとほんのふたくちみくち。
怠惰。甘え。無計画。卑下。駄目な自分を生み出したい私。教えてよその心理。もしかして叱られたかったのね。眼差しが欲しかったのね。
美しくないな
「へえ、知らなかったな」に対する「常識だよ」
自身の知識をひけらかして聞き手を蔑む、言葉と焦りや慢心に満ちた顔
いつの間に誰の口癖を貰ったのだか
(躬恒をばなあなづらせ給ひそ)
徳を積む
混み合う公園のベンチを二度ほど譲る。快く差し出すだけで多幸感を得られる。ただで心満たす術。それを知っているだけで、席を奪われようが順を抜かされようが、怒りに捕らわれずゆとりを持てる。大人になったものよ。
問答の備え
会話の中から核はぽろりと現れる。独りよがりで内省したのちには、脱力して話せる人との問答が一番。自分がどう考えて工夫し生きながらえてきたかの断片がそこにある。会話の川から砂金を拾い上げるように、身を任せとめどなく流れて不意に現れる。
そう言えばあの頃から好きだった
藤。少なくはない時間、花の中に身を置くことを共に愉しめるという幸福。
紫のトンネルをくぐってはカラカラになって転がっている種を拾い上げて握りしめたままかけていた。
#幸せの貝塚 8