yuzuru

やりたい事しかやりたくねえという強い気持ちを持ちつつやりたい事が多い

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最近の記事

真面麺(まじめん)

親の車じゃないとお店とかに全く行けない田舎に住んでたので、子供の頃は自発的には食べに行かなかったラーメン。 ラーメンを食べに外出するというか、ドライブの帰りとかお昼とかにラーメン食べるかーみたいな温度感でいつも食べていたラーメン。 放課後に寄るファミレスなんか無い街で、部活終わりに一回だけ友達と食べに行ったラーメン。 上京してからはいつでも歩いて食べに行けるようになったラーメン。 いろんなラーメン達の備忘録をつけます。住んでる場所がバレるね ラーメン大 バイトしてた頃上がり

    • 嵐の中で輝いて2

      これを見ていると言うことは、私はもうこの宇宙には存在していないと言うことであろう。 無限に広がる大富良野。巨大ラベンダーが独特の匂いを撒き散らし、怨讐蜜柑の交配を手助けする頃、彼は佐野SA(つまり、ベストプレイス)で時代遅れのオコジョを模したキャラクターのキーホルダーをまじまじと眺めていた。 「アベックで買って行かれる方が多いんですよ」 不躾なニヤケ面でもう動かない古時計がそう言った。 大きな猫型のイヤリングを揺らし、ケタケタと笑いながらこちらを見ていた。 三角の目をし

      • 本物の恐怖をくれよ

        なんとなくホラーをたくさん見ている。 「怖い!!」って感じたくて。 でも何を見ても全然怖くない……荒ばかり探してしまう。 逆張りのオタクだからだろうか。 文章でゾッとさせられるのは結構好きで、2ちゃん(今はもう5ちゃんか……)の洒落怖とか読むの大好き。 映像だとなんか演出ばっかり気になってしまって本当にダメ。 というか重要そうな会話をボソボソ声で音量絞って、怖いシーンで大音量ドン!!!霊の怖い顔ドン!!!!ハイ怖いっしょ!!!!みたいなのマジでやめてくれ それって負けじゃな

        • 人は人 服は服

          仕事の関係で最近上下黒の服に冷房よけのパーカーという喪極まるスタイルで出社している。 撮影の時にスタッフとして目立たないようにする為なんだけど、その撮影が毎日あるのでもう毎日毎日上下黒で過ごしている。 しかし休演日やシフトの関係で黒じゃなくてもいい日がたまにあって、同僚の女性がその日に綺麗め可愛いOLファッションで出社してきた。 あ、憧れる〜〜〜〜 正直会社はオタク系の男性がほとんどを占めているので、見渡す限りチェックチェックみたいな感じだし、私も夏の私服はツッコミ待ちみた

        真面麺(まじめん)

          爪の先までunknown

          9時50分くらい 地震で起きた。いつもこれ以上大きくならなきゃ大丈夫とか思ってベッドの上で構えてるだけだけど、そのうちでかいのがきたらヤバそう。4時半まで起きてたからまだ寝てたかったけど目が覚めてしまった。夜中描いた絵の通知がたくさんきていた。いつも見てもらえてありがたい。 12時12分くらい メダロットSの周回をしながら昨日のご飯食べたあととかを片付けてゴミ出しする。目がかなり霞んでいるので14時までは本を読んだりウクレレを引いたりする時間にして液晶は見ない決意をする。で

          爪の先までunknown

          ランドッグ2

          犬を逃したことはあるだろうか。 ちなみに私はある。一回。家族がもう一回。 うちの犬は二回もノーリードアウトドアフリーダムライフを謳歌したのだ。 そんな犬は滅多にいないだろう(ノーリードダメ絶対) あの日結構雪が降った日の翌日で、除雪車が雑に端っこに寄せていった雪をさらに近所のおじいちゃんおばあちゃんが川っぺりの雪捨て場にどんどん捨てていった事で、河川敷にスキーのジャンプ台みたいなものが出来ていた。 そこから川を覗き込むと、表面だけガチガチに凍っているが中では水が勢いよく流

          ランドッグ2

          嵐の中

          久しぶりにみかんでも食べようと、床下の収納の中の段ボールを漁ってみる。 緑色の水平線の近くに湘南新宿ラインがうっすらと走っているのがわかった。 発射直前になんとか快速小田原行きに乗り込み、みかんを手に取っていつも通り下のくぼみに親指を入れると、ライターで炙られたような鋭い痛みに襲われた。 指先をじっと見てみるとハサミムシみたいなものが噛み付いている。 彼はアコースティックギターを嗜み、ウイスキーを愛する紳士だった。しかし、女にだらし無く、家庭ではそれはそれは非道い振る舞いをし

          嵐の中

          結局カテゴライズ

          "Open Book"(本当の気持ち) またやられてしまった。 最終回まで追いつきたいなあと思いつつ、アマゾンプライムでちゃんと見切れていなかったSUを毎日見ている。 一応初見のもの以外は何か作業をしながらとか、ご飯を食べながらなんとなく流し見をしているんだけど、上記のエピソードの意味を放送から五年越しくらいに今!理解した。そして自分はまだまだアホアホだとショックを受けた。 このエピソードは、コニーがずっと読んでいた本の結末にどうしても納得が出来ず、それならスティーブンと

          結局カテゴライズ

          私の愛したカートゥーン(前置き)

          歌詞の意味も理解してない歌を聴いてあれだけの衝撃を受けることはもう二度とないと思う。 当時の私はアドベンチャータイムというアニメに激ハマりしていた。 行ってみよー僕らと今〜♩でお馴染みのアレである。 かわいいキャラクターとほのぼのした話の中に潜む人類滅亡後の世界というダークな設定(初期の頃はそこらへん明確じゃなかったからか、ものすごく考察されてた)は世界中で流行して、今なんか日本でもビレバンに専用コーナーが設置されてるレベルに、一気にCNの代表作になった。 あの頃、海外

          私の愛したカートゥーン(前置き)

          コロナと寿司屋

          大好きな寿司屋がある。 そこは地元の回転寿司で、値段も150〜600円くらいの普通のお店だ。(100円寿司ではない) でも旨い。しぬほど旨い。確か私が小学生から中学生くらいの頃から家族で今日はお寿司食べちゃおうかとなった時にたまに通っていた。 地元は回転寿司でも本当にレベルが高くて、そこまでお金を払わなくても十分に美味しいお寿司が食べられる。 こういうことを言うと未だに「北から目線」とかいう一昔前に流行ったネット語で揶揄われたりするけど、北以外を馬鹿にしてるならまだしも北を自

          コロナと寿司屋

          徳井と女言葉

          やあこんばんは。 激重データを取り扱う我が部署でも遂にテレワークが始まろうとしているよ。 会社は好きだけど、しなくていいなら電車通勤は面倒だし毎日池袋駅のアナウンスで「テレワークや時差通勤をしてください」って言われるのもなんとなくイラっとする。分かっとるわ。 最近結構いいなと思う本を読んだりラジオをやったりして、もっと気持ちを具現化するのが上手くなりたいなとボンヤリ思ったので文章の練習をする事にした。 SUについて語る文章を書いたところ、色々と調べたり記憶を引っ張り出さなき

          徳井と女言葉