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52歳の女が“着るもの”について思うこと。

noteのアイコンを自分の写真(顔出し)にしたのは、等身大の私を、ここで正直に表現したいと思ったから。あと、読んでくださる方が、私という人間をよりイメージしやすくなるかなーという思いもあり。顔出しした身でどれだけ赤裸々に自分のことを綴れるか、いつか知り合いにバレる日がやってくるのか、少々のドキドキもあります。でも、すでに乗っかってしまった船‥、そのドキドキすらも楽しみに変えて、今日もまた、内なる自分をアウトプットしてゆきたいと思います。



今回は、人生の後半戦を生きる私が思う“ファッション”との向き合い方について書いてみようと思います。普段着るものについて。

ネットやSNSを覗くと「アラフィフ おしゃれ迷子にならないために」とか、「大人女子 これを着たらイタい」とか、とかくファッションに対して辛口なコラムが次から次へと発信されているようです。

体型や顔の加齢具合により、好きなテイストとのミスマッチ感に悩んでる人が多いのかな?で、そこにつけ込んで、これはご法度、あれしちゃダメ、みたいなルールを誰かが作って、何かの型にはめようとしているのでしょうか‥。そうだとしたらとても息苦しい世の中。


そういうものを目にするたびに、そんな誰が作ったかわからないようなルールは気にするなーって、声高に叫びたくなります。もちろん、本当に迷子になっている人にはそういう指南書って大事なのかもしれませんけど、“私はこれが着たいの!”っていう欲求は封印させる必要などないと思っています。だって“着る、着飾る”ことは、自分を表現する大切な手段なのですから。


足を思い切り出したいなら出せばいいし、ピンクだろうが赤だろうが好きな色を選べばいいし、10年前の服が今でも気に入ってるのなら着ればいいんです、堂々と。私はこれを着ている私が好き。年齢が幾つだろうと、何を言われても、勝手にどうぞ、と軽くあしらうくらいのスタイルがある人ってむしろカッコいい、そう思います。


私は学生の頃から今現在も、デニムにスニーカーのスタイルが一番落ち着きます。スウェット、ニット、ブルーデニム、クラッシックタイプのスニーカー。シンプルでベーシックなカジュアルが大好きです。気に入っているものは、10年、20年と、リペアしつつ長く使い続けています。


それと、ブランドやデザインよりも、ディテールにこだわるところがあります。色の出方、素材感、襟ぐりの深さ、裾の長さ、肩の落ち具合‥。気に入れば複数枚ストックしたり、色違いを揃えたりしています。

仕事柄、世の中のトレンドには詳しい方です。情報アンテナが高いことは私のスキルのひとつでもあります。でもそれらを自分自身にはめ込もうとすると、どうもしっくりこないし、嬉しくない。人からどう見られるかよりも、自分がどうありたいか。それを基準にスタイルを選択するほうが、ずっと心軽やかでいられる気がします。


‥と、いうことでこれからも引き続き、デニムとスニーカーが似合うおばあさんの私に会える日を楽しみに、私なりのお洒落を楽しんでゆこうと思っています!同年代のみなさんも、一緒に楽しんでゆきましょうね。

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