鬱々とした日を切り抜ける集中力トレーニング 〜〇〇と〇〇はやってはいけない〜
ひどく頭が重い。
朝8時には起きたのに、10時間近く何もできずにベッドの呪縛にとらわれている。
明日までの仕事もあるというのに。
こういう経験を持つ方は多いのではないだろうか。
かくいう私がまさにその状態だったわけだが。
こうした状況はある意味鬱症状に近い。今回のぼくの場合は仕事での不安と将来への自分の成長性の低さからくるものだと原因がハッキリしている。が、だからと言ってスパッと解決できるもんでもない。
ならばこういう時にどうすれば脱却できるのか、集中の観点から調べて解決すればいいのだ。まさに悪魔的発想。
やる気が出ない時に集中力を取り戻すには?
いくつかのブログなどを探すと、
まずは、興味のある雑誌や新聞などをカフェで読むことから始めよう。
と書いてあったりする。
これはとてもいいことだと思うが、一つ注意点があると思う。
それは
「意識高い系の啓蒙書」は読まないこと。
そして
スマホでメールチェックする
FacebookやTwitterを眺める
これを勧めてくるブログや新聞記事もあったが、正直に言おう、絶対にやめておくべきだ。
これを書いた方は様々な心理資格を持っている人間だろう。
ぼくなんかが適当言うべきではない、と反論されるかもしれない。
だが、違うのだ。
FBやtwitterなどに書いてある文章は、その人の感情を包み隠さないもしくは誇張してより輝かしく見せかけた文章を書く人も多い。(全世界に発信されるのだから当然だ)
通常時の平穏な精神状況なら、何気なくスルーできるそう言う過剰系文章も、鬱に近い精神状況の場合、非常によく刺さる。また逆に過剰に共感してはまり込む場合もある。
要は極端に振り回されるのだ、精神状況が。
古い文学系の文章などであれば、そうした過剰な書き方を意識しているケースは減少するので、まだオススメできる。(同様に単純作業もオススメする。)
「何もしてない」ことも自分への負担になるので、一個だけ簡単な作業をするのがいい。
そして、これはできたじゃん!と自分を褒めつつ、感情の波が過ぎ去るのを待つ。
アラームで時間を区切ってみよう
簡単な作業をすると言っても、当然なかなか腰が重いこともあるだろう。
そういう時には携帯のアラームを活用(あるいはキッチンタイマーでもいい)することをオススメする。
今から〇〇を、【3分間だけ】実施する!と短時間を設定することで、行動のハードルを下げつつ、自分をせっつくのだ。
当然、その時間だけは集中できるように意識だけはすること。
実際集中できてなくてもいい、
「ちゃんとできなかった・・・」なんて自分を責める必要はない。
「む、1回目は失敗したか、まあ2回目やって元に戻すか」と穏やかにリトライすればそれでいいのだ。
そうしてできた時には自分を最大限褒める。
鬱っぽいのにやるべきことができるなんて、それだけで表彰物だから、褒めちぎるべきだ。
これを繰り返すことで、「自分が今、集中できているかどうか」が俯瞰できるようになる。
これを繰り返し繰り返しやっていき、日ごとに1分ずつ伸ばし、15分間を目安に集中の限界を引き上げていこう。どうせ人間の集中力は15分間だ。それ以上引き延ばす必要はない。
これは劇的な効果を生むはずだ。
なぜなら、この記事もまさにいま、ぼくが「3分で記事を書けるだけ書く」を4回繰り返して書いた記事だからだ。
もうすでにベッドから出て、PCに向かえている。
今日がつらい人も、集中力をコントロールして、いい明日をむかえられますように。
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