いま沖縄で音楽を学ぶ若者たち
【日々の記録】
たくさんの方に知っていただきたいことがあります。おそらくほかの地域でも同じことが起きているとは思いますが。
感染拡大の沖縄。県立沖縄芸術大学音楽科の学生も、ほぼオンラインで授業を受けています。が、通信環境はとてもつらい。公立大学ですからそんなに裕福な家庭は多くない。県外から単身移住している学生もたくさんいて、彼らのほとんどはポケットWi-Fiなどをつかっています。プアな通信環境です。
課題発表もオンライン。ピアノの個人対面授業は3回に1回だけ。間を2週間あけるため。
ある声楽科の学生は、通信環境がよくないので先生のボイスレッスンの高音が全然聴こえない。でも先生はそれがわからないから叱る。他の楽器でも、素人にはわからない、繊細な聴き分け演じ分けも互いに通じない。
オーケストラの授業は揃うしかなく、マスクをつけられない管楽器などの学生は全員が巨大アクリル板の“マイ パーティション”のボックスに入った状態で演奏します。「度のおかしいメガネをかけたような」景色しか見えないそうです。トロンボーンのパーティションはどんなサイズなんだろう。合唱の授業もビデオ配信。ずれるのは覚悟の上。先生のメトロノームに合わせ、自分を信じて歌うしかない。そのほかにも様々な苦労が。
そんな大学生活を送る若い友だちが、きらきら星のアレンジコンクールで優勝し、楽譜が出版されました!
彼女の演奏動画も載っています。
https://www.print-gakufu.com/score/detail/459658/
ぜひ、みて、聴いて、よかったら楽譜を買ってあげてください。
Cubaseで作曲もしています。
iTunesストアなど各配信サイトで、
「ひなたに さき」「Eustoma」で検索してみてください。
https://music.apple.com/jp/album/eustoma/1515542788?i=1515543852
作曲、編曲などのお仕事依頼やオーディション、コンペがあったら教えてください。
彼女を、全力で応援しています。
よろしくお願いします。
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