上京女子大生ゆうか

三重県から上京して都内で女子大生(18)をしています。田舎者が東京の街に染まっていく過…

上京女子大生ゆうか

三重県から上京して都内で女子大生(18)をしています。田舎者が東京の街に染まっていく過程をつらつらと綴ります。

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はじめまして、ゆうかです。

はじめまして、ゆうかです。 Noteを始めました。何を書いたらいいのか全く思いつきません。 とりあえず自己紹介をしましょう。 えーっと、プロフィールにある通り私はこの春三重県から上京してきて現在都内で一人暮らしをしている女子大生(18)です。ですが大学はオンラインなのでずーっとお家にいるニートちゃんです。はい。 Noteを始めたきっかけは。。。とにかく暇だったからです。 親元を離れ田舎から一人上京してきた私は毎日、自粛生活でろくに友達を作ることも出来ず、大学から与え

    • 多数派を腐す

      多数派に属することをダサいと思っていて、自分だけ意図して周りと違う行動をしようとする。 自分は何か周りとは違った特別な感性を持ち合わせてると勘違いしているバカ。映画や音楽でもマイナー所を知っているからといって流行り物を腐して、目立とうとする酷く浅ましい行為。 周りと違うことばかり探しているうちに自分が本当に良いと思った感覚がわからなくなって、結局何が良くて何が悪いかの判別が他人に委ねられてしまっていることに全く気づいていない。 これは周りが知らなそうだから取り入れよう、

      • クラス実行委員の平田さん

        高校生活三年分の元を取ってやろうと躍起になるほど力の入る高校二年の文化祭でクラス実行委員を務めた平田さんが主体となってクラスの出し物を決めていった。 何かクラス全体が一つになるものがいいと主張し続けた彼女はどうしても劇をやりたいとみんなを説得し、多数決を取ることなく我がクラスの出し物は演劇に決まった。また彼女は主演・脚本も自分がやりたいと言い、いざこざが起こる事なくして、彼女の劇に私たちが参加する形となった。 おそらく彼女は曲がりなりにも自身の作品・功績としてこの劇を肩書

        • 海の日

          大学前期のオンライン講義もようやく終わりを迎えようとしている。 来週は4連休だ。 コロナのおかげですっかり祝日の有難み、概念すら忘れてしまっている。 海に行く予定だったカップルはどこに向かうのだろうか。夏に向けて深夜のご褒美を我慢して絞り上げた体は披露されることなく終わってしまうのか。はたまたこれを見越して「今年はどうせ行けないから頑張んなくてもいっか」と何も頑張らなかったのかもしれない。 各行事に合わせて頑張れる女の子は本当に尊敬する。 うちだって... ゆうか

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        はじめまして、ゆうかです。

          饂飩

          ねえ、聞いて。 聞いてってば。 すっごい高そうな、うどん屋入って すっごい高いカレーうどん食べたの。 銀座で。 丸亀だったら3杯分。 ゆうか

          妄想彼氏 #3 最近免許取ったやつ

          この間ドライブデートに誘われた。 身の危険を感じたのでもう少し慣れてからの方がいいんじゃないとやんわり断っていたのだが、「大丈夫、大丈夫。俺教習所で成績トップだったから」と念押しされたので渋々乗せてもらうことにした。 教習所の成績に順位があるわけないだろと思っていたけどあえて口にすることはなかった。 とりあえず乗せてもらうということでコンビニで適当にお菓子と飲み物を買って彼に渡してあげると「あー、なるほどね。フリスクは買ってない感じだよね。あー全然、全然大丈夫だから。あ

          妄想彼氏 #3 最近免許取ったやつ

          ストックホルム症候群

          1973年、ストックホルムで銀行強盗人質立てこもり事件で犯人と人質が結婚することになったことから名付けられたものらしい。 人質として監禁された人が恐怖と生態本能に基づくマインド・コントロールによって犯人に好意を寄せるようになったという。 彼が私を愛してくれない。彼は私に興味が無い。といった不安が募りに募ってそれが好意に変わるっていみたい。 またそれに関連したもので女性の男運は父親に依存するという記事を見つけた。 頑固で威圧的であったり、お酒やギャンブルにどっぷり浸かり

          ストックホルム症候群

          悲劇のヒロイン

          昨日、久々に地元のさきちゃんから電話がかかってきた。 高校時代、私とさきちゃんはとても仲が良かったんだけど、私が上京してからはめっきり連絡が途絶えてしまっていた。 地元の大学に進学した彼女は上京したての私のことをやけに心配してくれたし、ほぼ毎日のように連絡を取り合っていたんだけど、いつしかそれも来なくなってしまった。 いざパタリと連絡が来なくなってしまうと胸にぽかんと穴が空いてしまったような心地がして少し悲しい。かと言って私の方からわざわざ連絡することも無い。いつも話題

          焼き鳥を串から外す人とご飯に行く

          私がお手洗いから帰ってくると、先程注文した焼き鳥が綺麗さっぱり串から外されて、串は既に串入れに入れられていた。 彼女は「ほら、食べやすくしといたから、感謝しなさいよ。」と言いたげな顔でこちらを見ている。 そういえば、以前Twitterで「唐揚げレモン」と一緒に議論に上がってたのを思い出た。 これは所謂「サラダとりわけ女」と一緒で 彼女はきっと「○○ちゃん気配りがすごいね!」と言って欲しいだけであって、別にこっちがどう思っていようが頭の中で勝手に「あ、私のこと、気の遣え

          焼き鳥を串から外す人とご飯に行く

          重い女

          精神的な方ではなく、この場合肉体的な方のことを指します。 だいぶ重いです。 決して人よりうんと食べてるという訳ではないと思うのですが、なんせ家から出ないので、主に二の腕と脚が肥大化というかもうダルダルに垂れ下がった感じがします。情けないです。 体重計もまだ買っていませんし、しばらく買う予定もありません。お金を払って怖い想いをしたくないので。 Twitterを見ていると、# 自分磨き やら # 今日の積み上げ なんていう意識高めの美容アカウントをたまに目にします。 そ

          妄想彼氏 #2 最近アパレルでバイトを始めたやつ

          駅で彼を待っていると、向こうから全身自分が働いているブランドの服を着てきた彼が風を切るように歩いてきた。 どうやら社割で安く仕入れたらしい。 「前まではお洒落とか全然興味なかったんだけど、実際働いてて客よりダサかったら信用してもらえないじゃん?」 「だから最近はお洒落意識してるんだよね」 と言っていたが、前から随分洋服にはお金をかけてるっぽかったし(主にハイブランド物ばかりだったけど)、確か私に面接の練習を手伝って欲しいと頼んできた時に 「まあ僕は小学生の頃から洋服

          妄想彼氏 #2 最近アパレルでバイトを始めたやつ

          パン屋さん

          そろそろアルバイトを始めようかなと思ってきた次第です。 実を言うと前からマイナビバイトやタウンワークを行ったり来たりしてめぼしいバイトがないか探していたのですが、「えー!超最高なんですけど〜」的な感じのやつがなかなか見つからずまた今度にしよ〜と先延ばしにした結果今に至ります。 というか、私はパン屋さんで働きたいのです。 パンが好きだから。 いつかパン屋で働く日がやってくるかもしれないので今のうちシュミレーションしておきます。 登場人物 私 おA...パートのおばさ

          妄想彼氏 #1 最近一眼レフを買ったやつ

          待ち合わせ場所に向かっている途中、先に来ていた彼と目が合うと首から提げたカメラを構え「あ、その感じいいからちょっとこっちに向かって走ってきてよ。」と言われて対面シーンをやり直しさせられた。 入ったカフェの店内をバシバシ撮り始めて周りの客に煙たがれた。床スレスレにカメラを構え天井を撮っていた。私が頼んだパンケーキにシロップをかけようとしたら「素の状態とシロップがかかった状態を撮っておきたい」と言って全然食べさせてくれなかった。 アスファルトに咲いていたタンポポを見つけ、これ

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          ショッピングモール

          前からちょっと気になっていたショッピングモールに行った。家からバスで大体20分ぐらいで、ファッション・雑貨・インテリアなどおよそ120店舗が出店している。そんな割と大きなところ。 もちろん地元にそんな便利な商業施設なんてものはなく、ちょっと暇つぶしにショッピング♪♪なんて小洒落た学生生活は送ってこなかった。うちら田舎者の暇つぶしスポットといえばマックとファミリーマートのイートインスペースぐらい。でも行くとほぼ100%と言ってもいいほど誰かと会ってしまうので迂闊に一人で暇を潰

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          激チャ

          高校生の頃毎朝自転車で通学していた。 基本的に朝は余裕をもってゆっくり準備をしたいので、毎朝家を出る1時間前に起きて顔を洗い、髪を整えてしっかり朝ごはんも食べていた。 身支度を整えて始業の8:40に合わせてだいたい8:10には家を出る。そうすればゆっくり自転車を漕いでも20分ぐらいで学校に着くのでかなり余裕をもって授業の支度もできる。 我ながら完璧なモーニングルーティーンだったと思う。 でも時々やってしまう。アラームが何故か鳴らない。1発のアラームで確実に起きると自負

          東京の電車

          久しぶりに電車に乗った。数分間隔で何本もの電車が行き来する東京の駅には毎回驚かされる。特に山手線のフォルムからは「私、絶対に遅刻しないので」という完璧な感じがして、私はどうも萎縮してしまう。 階段を猛スピードで駆け下りてきたサラリーマンがギリギリ乗車できなかった。 そのサラリーマンは窓越しに一瞬残念そうな顔をして、その2秒後何事も無かったかのようにスマホを取り出して無表情になっていた。 もうちょっと悔しがってもいいんじゃない?と思った。 ゆうか