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社会不適合者の烙印。


昨日、今日と2日間仕事を休んだ。

これじゃあ先月と一緒だ。



この2ヶ月間、無理をしないように

ストレス対策の本を沢山読みあさりながら

毎朝を迎えていた。



行きの電車の中でnoteを書き

職場の周りの人がみんな優秀なこと、

ここに居ていいのかという不安と

時たまの愚痴を書き連ねながら出勤した日々。



一昨日、朝、それは突然だった。

「あ、無理だ」



今までは、もっと感情的というか

むしろ感傷的というか。



悔しさや悲しみや、やるせなさで一杯で

ベッドから起き上がれない自分を

とにかく責めては泣いた。



現実を認めたくなくて

布団を頭までめいいっぱい被り、

この布団を退けたらあわよくば

夢から覚めるのではないかなんて

妄想をしてしまうくらいもがいていた。



でも、今回はなんとなく違った。



「もう、無理だ、頑張れない」



 感情的とはほど遠い、「無」の境地にいた。

表情筋が面白いほどに動かない。



天井の一点をただ見つめながら



あ、無理だ、起き上がれない、

会社、行けない。



そう感じながら

動かないことしかできなかった。

つまり、動けなかった。



上司とLINEとのやりとりで

今後は半日勤務になることが

今さっき決まった。



午前でも午後でも、

実働時間4時間からのスタート。



慣れてきたら時間を延ばせばいいよって

とても優しくて暖かいお言葉。



ありがたい。



はずなのに。



まるで社会不適合者の烙印を押された気分で、

気持ちは晴れやかではない。



もちろんそんなつもりがないことも

頭の中では十二分に分かっている。



むしろ、その言葉を素直に

ありがたい120%で受け止められない

自分のこの感情に吐き気がする。



どこまでプライドが高いのか、自分。

何を必死で守ろうとしてんのか、自分。



とりあえず、当分は倹約生活になりそうです。

お金を稼ぐことで

精神の安定を得ていたはずなのに

結局上手くいかなくなって

真っ先に削られるのは給料。



こんなにお金に執着している自分も醜い。



でも、この社会に適応するには

時短勤務は私にとって

きっといい道筋になってくれる。



そう信じたい。

今はただ、そう信じたい。



君なんて要らないよ、

そう言われた気分になるほど

被害妄想で心の中ぐっちゃぐちゃだけど。



それは多分、私が今正常じゃないから。

正常な心身を取り戻すために。



まずは言われた通り、時短勤務から始めよう。

私に必要なのは長く働き続けること。



1年で燃え尽きてしまうような働き方ではない。








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