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年長・初めての全統小(2021.6)を受けてみた

今年の6月、子どもが四谷大塚が主催している「全国統一小学生テスト」、いわゆる全統小を受けました!

・完全無料で年長生〜小6生が受験可能

・保育園、幼稚園とは違った環境でテストに初挑戦できる

という点が魅力で申し込みましたが、わが家は受けてみて本当に良かったです😀

今後、受験を検討するご家庭の参考になればと思い、体験談を記しておきます。

これまでのわが子の取り組み

わが家の知育・学習はだいたい以下のように行ってきました。(英語以外)

2歳〜3歳
プリント学習「がんばる舎」「七田プリントA」、こどもちゃれんじ、数カ所の幼児教室体験
3歳〜4歳
ちゃれんじ、ポピーきいどり
4歳〜5歳
ポピーあかどり、3か月だけちゃれんじ、Z会(8月〜3月)、かず・かたち検定シルバーとゴールド受験&合格、教育図書21 年中児無料実力診断
5歳〜現在
こどもちゃれんじ、ポピーあおどり

4歳、5歳は市販ワークも取り入れています。七田プリントはなが〜い時間をかけてちょこちょこやっていますw(Aのみ)

こども自身がプリントやワークが好きで、2歳からあいうえお表を壁に貼ってたら3歳でひらがな、カタカナを全部読むことができるようになりました。書きは年長になってからグン!と伸びて、今は毎日ひらがな、カタカナ、数字を書いています。

4歳からはものすごく絵が好きになり、今も毎日のようにたくさんの絵を描いています。(年中秋〜現在までオンラインアートのレッスンを受けています)

年中児無料実力診断は偶然見つけたテストでしたが、ここ有名だっけ?通える範囲だっけ?みたいな私立・国立小を志望校に書いてみたりしてみました。

年中でこういったことを意識して、なおかつこのテストの存在を知っているご家庭は少ないような気がする…結果は上位5%に入っていたので謎に自信がつく親w
(問題がなかなか濃いし、とても良い経験になりました)

小学校受験をする予定はなかったのですが、テストの内容や解説がものすごーく参考になり、親がこういうことを知ってるのって大切だな!と思いました。

「全国統一小学生テスト」申し込みと注意点

テスト開催が発表になり、4月の下旬辺りに公式サイトから申し込みました。

申し込んでから知ったことがいくつかあったので、注意点としてご紹介します。

・申し込みフォームは、あくまで全体のフォーム。各校舎で多少内容の違いがある

事前対策授業の申し込みをしたのに日程連絡がないので、テスト数日前に受験校舎にTELして確認をしたところ、「この会場では年長の授業は行いません」とのこと…受験申込確認メールやその後の案内メールでも、それについての記載はありませんでした

・申し込み時に希望した試験の時間帯と、校舎ごとに実際行われる時間帯が違う場合がある

受験票が届いたのはテストの3日前(試験概要、父母会のお知らせ、受験票が入っていました)

・受験票は、「受験票」とは書いておらず、名前等とQRコードのシールが2枚ついているもの

全統小前に取り組んだ対策

公式サイトから過去問をチェックしたり、過去に受験をしたことのある親御さんがブログをアップしてくれているので、どんな問題が出そうか見ておくと、少しはイメージができます。

事前対策授業が1週間前とあって、そのとき受験校舎に慣れて、問題の方向性もわかりそう!と期待していたのですがなかったので…←本当にザンネン🙄

地道に情報を集めて、なんとなくコレが大事じゃない!?と思って、親子でやってみました。

わが家が取り組んだのは…

七田式プリントA

小学校で伸びる子ドリル 中級 1 (受験研究社)

こぐま会 きせつ

こぐま会 しりとり1

公文の図形キューブつみき

かず かたち すいり

この辺りです。知育ママやお受験家庭からしたら年長でコレ遅くない?レベルのものです。しかもワークはテスト前に本当に抜粋した部分だけしかやっていません。

「かず かたち すいり」はたまに各書店で売り切れています。かず・かたち検定で唯一の対策用ワークです。
途中から難しい問題もありますが、かず・かたち検定を受ける際には前半だけやっておけばOKだった気がします。

季節としりとりは、当日朝も家で目を通しました。


七田プリントはカラーですが、実際のテストは白黒だと思ったので、最後は白黒のプリントを多めに行いました。


テスト2週間前から始めましたが、結局あまり量はできず…まあ、今までもわりとプリントしてるし大丈夫かなあ~とちょっと気楽に考えていました。


他には、日常的にしりとりゲームを行ったり、季節のお花や絵を覚えたり(絵がやっかいで、やたらアナログな感じのものが出てくるようなので、ちゃれんじやポピーに慣れていると答えられなさそうです→実際の問題は意外と現代のイラストみたいになってましたw)

ちなみにこぐま会のテキストもなかなかのアナログなので、一緒に取り組んで「これは〇〇だよ」と説明しないといけなくて…
これまたやっかいでしたw


キューブ積み木の問題もあまり経験がないので、前日に一応チェックしました。(かず・かたち検定を受けるときに買っていた公文のキューブを使いました)


テスト前日は、プリント5枚くらい取り組んで、鉛筆・消しゴムをちゃんと使えるかチェック!
消しゴム、意外と日常的に使ってないので練習するの大事です!


テスト当日朝も2枚、プリントをやっていきました。

全統小の事前父母会(オンライン)

例年、子どもの試験中に別室で父母会が行われるそうです。

今回わが家の受験した校舎はオンライン事前父母会となり、テストと別日に開催されました。

いくつか時間帯があり、申し込みをした際の時間に参加をします。低学年と高学年にわかれていました。

Zoomでつなぎ、先生が50分ほどお話して終了。質問時間はありませんでした。

内容は、四谷大塚全体の中学受験への取り組みや低学年の勉強について、英語のレッスンについて等。

とても勉強になりましたが、もっと地域の受験情報やデータなどのお話があると思っていたので…そこだけ残念でした💦

テスト当日は、わたしと上の子2人で行く予定だったので、父母会に夫も参加できて良かったです!

今後もずっとZoomでいいと思う…

全統小、当日!

当日はわたしと上の子2人で向かいました。

余裕を持って早めに会場付近に到着してカフェにいたのですが、いざ向かおうとしたら、なんと調べていた会場が違っていて!(グーグルマップで別の場所が出てきていた)

焦って会場にTELをして道案内してもらいました。焦りまくった…!!

予備校系って一カ所にめちゃくちゃたくさんありますよね…それもあって?間違えてしまいました。


まあ、無事に到着して一安心…!

わが家よりももっと遅く到着し、テスト開始時間ギリギリのご家庭もありました。

初めて校舎に来るご家庭がほとんどなのと、雨だったし駐車場もないしで周りの皆さんも結構大変そうでした。(下の子連れもわりといた)


入り口前で母子分離。子どもは1人で会場に入り、消毒、体温測定、受験票提出。その後スタッフにお部屋まで案内してもらいます。

たまたま外からわが子の様子が見えたので、少し見てました。ちゃんと靴を脱いでお部屋に入って、着席して鉛筆出して、なんか書いてる後姿を確認!

親も大緊張ですね…受験に送り出す親御さんの気持ちが少しわかりました…

※ちなみに当日は雨で寒かったこともあり、子どもがしょっちゅうトイレ行きたい…!という状態でした。

早めに会場周辺に着いておくこと、駅や校舎周辺のキレイなトイレを調べておくこと、とっても大切です!

親御さんの服装は皆さん普通でした!(お受験ルックとかないです!子ども自身も親もラフ!)

ママ友さんどうしでお話している方もいましたが、ほとんどの方は親子や家族で来て親子で帰る、という感じでした。

テスト中

テストは50分。試験問題回収などで、退場は10分程度遅れる場合もあるそう。

私はドキドキしつつも、カフェでちょっと休憩。50分、意外に早いので近くで待つのがおすすめです。スマホいじってたらすぐです。

あとで子どもに聞いたのですが、テスト前とテストの最終問題の前の2回、トイレ行きたい人いますか?と聞いてもらえたそうです。

わが子含めて3人ほどが手を上げて、みんな一緒にトイレに行ったようで。保育園じゃなくてもちゃんと自分で行動できて偉かったね!と褒めました♪

またスタッフの方も年長さんに慣れているようで、保育園のように細やかなところまでではないと思いますが、適宜声掛けをしてくれていたようです。

(問題の意味がわからなそうな子には、こういうことだよ~ってちょっとヒントをくれたりしていたそうです)

テスト後

テスト終了後、わが子のお部屋は待機時間長めでした。その間、スタッフの方が絵本の読み聞かせをしてくれていたそう。(これはちょっと安心した!)

読み聞かせの途中で退場開始になったので、その時点で荷物をまとめてお部屋を出てきたようです。

わたしもたくさんの親御さんと共に出口で待っていました。

退場する子どもたちの中にわが子発見!!マスクでよく表情がわからないけど、なんか多分大丈夫だろう!と思いました。

お疲れ〜!!がんばったねえ!!と言って、好きなものを食べよう!とランチに行きました。

問題と解答冊子と共に四谷大塚のパンフレットや夏季スクールの案内が入った袋を持ってきましたよ♪

年長の試験問題は…

ランチを食べながら一緒に問題&解答冊子を見たら…

「え…過去問とだいぶ違うような…」

正直びっくりでした!

過去問と同じものもあったのですが、角度が違う問題が増えたような気がします。

どこの教室のテストもそうだと思いますが、幼児の場合は「見たことのある問題はできる可能性が高い」というのが大きいと思います。

頭が良いというより、経験値が差をつける部分が大いにあるような…。

分析などはしていませんが、見て感じたことは、

・Z会の年中ワークでやってた問題が出た〜!
・しりとりは応用力が大事
・足し算大事だった…!
・きせつと図形とキューブ積み木(立体問題)は出なかった!
・小学校受験によせた問題な気がする

でした!(Z会〜!やはりあなたは外せないのね…)

特に最後の問題は「すべての条件に当てはまる絵を選ぶ」のですが、これがお受験な感じ!

中学受験を見通した塾である四谷大塚などで小学校受験系のものは出ないと思っていたのですが出ましたね~

今後はそうなっていくのかも。時代に合わせて変えていく物ですものね。

「テスト楽しかった!!!!」

解答冊子を見ながら、これはできた、これは間違えちゃった!これは一回こうしたけど違うと思って消しゴムで消したんだよ!と、いろいろ教えてくれました😊

今回親子でテストを体験することが目的で、本人が前向きに取り組めることが大事だと思っていたので、とても良かったです♪

全統小、結果受け取りと面談

テストから1週間後以降から、結果の受け取りが開始となります。

郵送ではなく、受け取りのみの対応です。希望者には20分の面談をしてくれます。

ここまで無料って、やっぱりスゴイですね!とても価値的です。

でもうちは時間もなかったので面談希望はせず、受け取りのみ行きました。

今後の四谷大塚について

さっそく、7月にはリトルオープンテストという全統小テストより格段レベルの高そうなテストがあるとのこと。

無料で体験授業付き!魅力的すぎ…わが子は「やるやる!!」

英語塾の方の無料イベントもあり、わが子は「これ行く行く!!」

他にも、年長さんの夏期講習・新1年生対策講座(おそろしくコスパの良すぎる講座)・英語レッスン4回分(登録料1,650円税込のみで受講可能)などがありました。

やる気満々…でも参加しませんでした。

リトルオープンは難易度が高いし、今回うまくいったみたいなので、そこで挫折してもなあ~と思ったり、年長で2カ月連続テストはしなくてもいいかな~と。

まとめ

親も子も緊張したけど、今回受けてみて良かったです!

そして年長の秋、また全統小テストがやってきました。わが家は申し込みました。(本人「やるやる~」と言っている)

ただ、6月より難しくなってるはず…

なので対策に悩んでいますが、本人の様子を見つつ、家にあるワークと図形ワークを1冊購入してやっていこうかなあと思っています😊

テストは簡単だから好き〜って言ってるけど、今回はどうかなあ😅

とりあえず今回も良い経験になるといいな、と思っています🌸

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