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#山本文緒
4月の読書 | 風の吹くままに
今月はたくさん本を読めた。どれも心に響くものばかりで。とくに生きることに関する話が多かった気がする。生きるということ。生きているということ。谷川俊太郎の「春」という詩のなかに、「生きているということ それはミニスカート」という文があって、どういうことなんだろうと思いながら音読をしていた小学生の頃のわたし。大人になってもさっぱりまだ分からないのである。
小さいコトが気になります/益田ミリ
日常の
お別れの言葉は言っても言っても言い足りない
山本文緒さんの著書「無人島のふたり-120日以上生きなくなちゃ日記」を読んだ。あまりにも素晴らしい本だったので、今急いで感想を書くことにした。
本当のところ、タイトルに惹かれ、なにか旅をテーマにしたお話なのだと思った。装丁が美しくて、あらすじも読まずに買ったのだった。少し前に読んだ「自転しながら公転する」はとても面白かったな、と思いながら。
ここ最近はあまりまとまった時間が取れずに、1冊の本を