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イライラして自分を責めるならミネストローネ食べた方がいい | 繊細さんのための薬膳哲学

私はイライラするときに決まって食べるものがある。

それはミネストローネ🍅

薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)では、イライラしている時は身体に余計な熱がこもっていると状態だと考えます。

だからこの熱を静めてあげないとイライラが止まらないのです。


そもそも、なんで熱がこもるのか

気(き)という生命エネルギーというものがありまして、この気がスムーズに巡っていればココロもカラダも元気でいられるのですが、これが滞ると余分な熱になるのです。

イメージとしてはホースを取り付けた蛇口から水を出すとしましょう。で、そのホースを足で踏むとそこに水がたまって膨らみますが、膨らんだまま放置しちゃうと破裂しますよね。

イメージとしてはあんな感じ。

これが体の中でも起こってしまうので気の巡りが滞って限界になるとパーン!と爆発して怒りに変わるという訳です。
※中医学はイメージが大事~身近なモノに例えたりしてイメージで覚えましょ◎

だから、ホースを足で踏むような行為を自分にしてしまうと気の巡りが悪くなるんです。例えば冷やすとか睡眠不足とか、あとはストレスね。

まぁ、ここは長くなるので今日はこのくらいにして冒頭の話に戻りましょう。


なぜミネストローネを食べるのか?

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それは身体の熱を鎮火してくれるから。
トマトはクールダウン作用があるんです。メラメラ~と体の中で燃える熱をトマトが鎮火してくれるから、イメージは消防士?(笑)

クールダウン食材は他にもありまして、セロリ・ズッキーニ・茄子・白菜・大根・れんこん・アスパラガス・豆腐とかね◎

こう見ると、トマト、セロリ、ズッキーニ、ナスでミネストローネいいじゃーん?!って思いません?ミネストローネじゃなくてもトマト缶ベースでスープとかもいいですよね。


ミネストローネに入れちゃいけないもの

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元気な時は良いですがイライラしているならば、身体に熱を生むものは避けたいところ。いれちゃうと火に油を注ぐ現象が生じて余計イライラしやすくなっちゃいます。

と、いうことでミネストローネに定番に入れるにんにくと玉ねぎはぬきましょ。特ににんにくはNG!めっちゃ体を温める性質だからイライラしている時にはミスマッチなんでございやす。

美味しいんですけどね~。こうやって体調を見て引いたり足したりするのが薬膳の醍醐味なんです^^

あ、だからイライラしている時はアルコールや辛い物はダメですよー!!
飲んでもいいですけど余計イライラするよ?いいの?まぁ、それでもいいならば私は止めない!(こわっ 笑)


イライラしたらミネストローネを作ろう!

と、いうわけでイライラして自分を責めるんだったらその時間をミネストローネを作る時間に充ててください。

多分、悩んでじっとしていても解決しません(笑)

で、イライラしすぎると胃腸も弱ると考えるのが薬膳の考え。で、胃腸が弱ると思い悩む感情が出やすくなってさらに落ち込む…と負のループに入ります。ヤバいです。

ですから私はミネストローネをつくるのです(笑)

だって…悩んでて自分を責めて負のループに入るなら、確実にいい方向にもっていってくれるアクションを起こした方が良くない?

イライラした理由を客観的にみて掘り下げるんだったらいいんです。でもイライラしちゃう自分はダメだな。やっぱ自分ってダメなんだ…って拗ねちゃうと胃腸が弱るので、悩むなら思いっきり掘り下げて考えてみる!悩むのがしんどいならミネストローネを作るというように、どちらかに振り切ってみてください。中途半端が一番しんどいもん。


いつだって自分で自分を守るしかないから、自分のためにその時必要な道を選んでほしいな。


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ラジオでもイライラについて配信してるから聞いてみてね▽

イライラするのは自分の性格が悪いわけではない。

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