自分責めがデフォルトだった繊細女子が薬膳を学んで変わったこと。
今日は私が「なぜ、繊細で敏感な方に向けて薬膳の発信をしているのか」を自己紹介がてら書こうと思います。
薬膳を勉強し始めたのは2015年今から9年前。
その当時の私は26歳の会社員でした。
当時の私は本当に毎日イライラして落ち込んで…と、気分のアップダウンが激しくて体調も最悪。
人を羨んでばっかりで、本当に性格が悪くて、そんな自分に嫌気がさすほどでした。
その憂さを晴らすようにお酒や買い物、旅行など、すぐストレスを発散できる方法で目の前の辛いことから逃れてました。
今思えば、辛い現実から逃げたかっただけ。何も考えたくなかった。
でも、体調は日に日に悪くなりいろんな病院に通ってましたが原因は分からないまま。
そんなある日罹った病院で先生怒られたんですよね。(理由は忘れた)
体調悪いし、怒られるし、原因分からないし…でなんか、ぷちんと自分の中で音がしました。
「あ、病院まかせにしちゃいけないんだ。
自分で自分を守らないといけないんだ」
そう思い、色々情報を集めていたある日、本屋さんで「薬膳」の本を見つけました。
今みたいに薬膳が知られていなかったので、健康のコーナーの端に数冊あるくらいでしたが、そのコーナーが光ってみえました。
その薬膳の本に書いていたのは
「イライラしやすい人のためのレシピ」
「落ち込みやすい人のためのレシピ」
そして、なぜそうなってしまうのか中医学的に説明が書いてありました。
……え?
イライラするのも落ち込みやすいのも私の性格が悪いからじゃなく、食事やライフスタイルが関係あるの…?と。
自分が足りてないとか、自分の性格が悪いからなんだ…と、自分を責める方法しかしらなかったので本当に衝撃でした。
そして、安心して涙が出ました。
\薬膳を学んだら今の自分から変われるかもしれない/
そこからのめり込んでひたすら勉強しました。
岩手に薬膳のスクールがなかったので、神戸まで約2年、月1で通って薬膳の上級資格の国際薬膳調理師を取得しました。
そのスクールで自己紹介で「岩手薬膳をひろめます!スクールを作ります!」って宣言してたっけな。
フルタイムの会社員だったので、時間をやりくりして勉強するのが大変だし、移動に時間もお金も体力も使うのでヘトヘトで。
辛すぎて泣きながら課題をやっていました。
でも、薬膳を学び始めてから私の心と体は確実に良くなっていたし、何より、心も体も不調になるのは原因があるということを理論的に学んだから自分の性格ばかり責めることが減ってきました。
だから、辛くても頑張ろう!薬膳を岩手に広めるんだ!同じように悩んでる人の力になりたい!とがむしゃらに頑張りました。
結果、スクールで歴代トップ5に入る結果で国際薬膳調理師に合格。
資格取得の勉強しながらお茶会のイベントを開催し、資格取得したら2017年から本格的にレッスンやカウンセリングをスタート。
ライター業やコラボイベント、オンラインレッスンやカウンセリング…薬膳を伝えるためにいろんなことをやってみて、この9年で沢山の人に出会いました🌸
最近、当時の気持ちを忘れて数字やいろんなことに囚われてグチャグチャになっていました。
「薬膳の知識で自分を責める人が1人でも減りますように。」
「誰かと比べず自分の性質・体質にあった生き方を創るお手伝いがしたい。」
この想いは変わらず私の中にあり原点です。
薬膳を通して何を伝えるか悩んだことは数知れずですが、私が35年の中で最も時間やエネルギーをかけたのは
・自分を責めること
・そこから抜け出すためにもがいたこと
・薬膳の知恵で気持ちと体を整えること
ここなんですよね。
だから、私は同じように悩んでいる人の力になりたくて日々勉強して研究して発信をしています。それが私の使命だと思っています。
知識はあなたを守ります。
自分の体質や性質を知って生きることで誰かと比べず、自分が生まれもったエネルギーを輝かせることができます。
薬膳Lifeで、私の性格がネガティブからポジティブ人間になったかといわれるとそうではありません。体調を崩しちゃうこともあるし。
でも、9年前の自分と違うのは
「そんな自分もいいな」と思えるようになってきたこと。
もがくことも人生の醍醐味だと思えるようになったのは薬膳のおかげです🌸
どうか、どうか。周りや流行りに左右されず、自分の性質や体質を無視して生きないでね。
流行りは移りゆくけれど、体質や性質は生まれながらに親からプレゼントされた素晴らしいものなんだから💎
繊細で敏感な自分に誇りを持っていきていこう☺️
あなたも、私も。
日々もがきながら生きてるあなたはかっこいいんだから!!!胸はっていきてこ!!!
PS:当時を思い出しながら書いていたら、この9年間薬膳を広めるために突っ走手ってきたな。一生懸命生きてきたな―(笑)
私に出会ってくれた人、ありがとう。
そして、これからどんな人に出会うか楽しみ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?