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珈琲とミルクの交わり

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#恋愛小説

青春プチロマン小説「女が日本一周をするとき」第20話 作/奈良あひる

何回達してしまったんだろうか。

浅田は眠っている。
正確に言うと眠っているかはわからないが、向こうをむいてスヤスヤしている。
なんだか、かわいいものだ。
加恵は脱いだものと脱がされたものを広い集め、あとは上着だけ、壁にかかっている。

このまま、知らぬうちに部屋を出ていこうか。
それとも、朝を迎え、モーニングコーヒーを口にして、なんの話をするかはわからないけど、そんな時間をすごそうかとか。
ぼん

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青春プチロマン小説「女が日本一周するとき」第18話

タオルを巻いた姿で加恵がベッドにもどると
「できたよ、これ、ちょっと見てみて」
浅田は編集した動画を声をはずませて見せた。

その声と表情は少年のようだった。なんか珍しい昆虫でもみつけて、それを仲間に見せるような。

加恵はスルリとバスタオルを落とし、浅田の背中からスマホの画面を覗いた。
胸が浅田の背中にあたる。
画面では、浅田が加恵の足をひらき腰をあてているところだった。
浅田「入れるよ」
加恵

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青春プチロマン小説「女が日本一周する時」第15話 作/奈良あひる

加恵の隠し持っていたきれいな胸があらわになった。
浅田「きれい。あのときからずっと見たかったんだ」

加恵「そうなの?」

浅田「今僕が揉んでいるこの胸はもっときれいになるよ」

加恵「どういうこと?」

浅田は加恵の手をひいて、ベッドにたどり着くと、キスをして、加恵を横にした。
覆い被さるように、心地いい体重感を加恵は感じていた。

浅田「歴史かな、体の歴史」

加恵「歴史?」

浅田「この胸を

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