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喘息になりやすい仕事があるという研究

概要

オックスフォード大学とハーバード大学の研究で、アメリカに住む286825人がどのような仕事をしていて、健康状態がどのようだったのかを調査した研究によると、昼間働いている人に比べて、夜勤で働いている人は喘息に36%なりやすいということが分かった。

①前書き

皆さんはどんな仕事をしてみたいですか。

仕事は世の中に腐るほど、あります。

例えば、一般的な仕事では、公務員、営業、運搬などがあります。

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もう少し具体的に言うと、火事を助ける消防士だったり、会社の商品を売るために広告を作ったり、商品をお客さんの元に届けたりなど、行ってしまえば、世の中はすべて何かしらの仕事でできているので、仕事には困らないと思います。(ニートという仕事をしない人もいるので、一概にはそうでないケースもありますが…若い人には必ず仕事は探せばあります。)

ということで、皆さんがどんな仕事をこれからするのか、それとも今しているかは私は知りませんが、誰もが幸せなるため、また健康的に生きることを目的として仕事をしていると思います。

ですが、実は最近の研究で分かったことなのですが、どうやらある仕事をしていると喘息になりやすいということが分かってきました。

そのある仕事というのを言う前に喘息とは何かですが、簡単に言うと

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喘息(ぜんそく)は気管支が敏感になり狭くなる発作 「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)や、激しい咳が出る、呼吸が苦しくなるといった症状が出る病気です。

この病気になると、呼吸しずらくなり、十分な酸素が取り込めないため、運動ができなくなったり、生きているだけで苦しい状態が続く、大変な病気です。

なので、誰もがなりたくはない病気なのですが、なりやすくしてしまう病気があるんです。

そのある仕事とは、夜の仕事です。

今回は、そんな夜に仕事をすると、喘息になりやすくなる傾向があるという研究について紹介したいと思います。

②喘息になりやすい仕事の仕方の研究について

この研究は2020年11月にオックスフォード大学とハーバード大学医学部で発表された研究で、アメリカに住む37歳から72歳の男女286825人の仕事をしている人を対象にどういった働き方をしているのか、また、どの程度の人が喘息を患っていたのかを2007年から2010年の間調査しました。

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この研究の結果ですが、まず、この286825人中、約5%の人が喘息を患っていた、もしくは研究途中で発症しており、その中で喘息を患った人の多くは夜に働いている人でした。

そこで、夜に仕事をしていた人と昼間に仕事をしていた人を比べて、夜働いている人がどの程度喘息になりやすいのかを計算してみると、なんと夜働いている人の方が36%も喘息になりやすいということが分かりました。

つまり、夜働くと36%も喘息になりやすい体になる傾向があるということがこの研究で分かったのです。

③最後に

なぜ、夜働く人の方が喘息になりやすいのかは、この研究では明確になっていないのですが、研究の考察では、夜働く人の多くはタバコを吸うことが多く、寝不足になっている傾向があったため、タバコにより呼吸器が傷ついたり、ホルモンバランスが崩れて、呼吸しずらくなったりなどが考えられると考察しています。

なので、仕事で幸せに生きたいのであれば、夜働く仕事はなるべくやめた方がいいかもしれませんね。

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とはいえ、夜働く人の多くは、自分たちに必要な水や電気、ガスなどの毎日絶え間なく使うユーティリティ関係の仕事をしている人が多いです。

なので、不健康になってでも、私たちの生活ができているのは彼らのおかげなので、感謝して、生活した方がいいかもしれませんね。

以上が、喘息になりやすい仕事があるという研究でした。

⇩参考文献

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