インターネットやSNSで連絡を取り続けていると共感性が減少するという研究について
①前書き
皆さんは日々インターネットやSNSを使って連絡を取っていると思います。
私も、電話じゃなく、ここ数年の間でLINEやTwitterなどのSNSを使って連絡することが多くなりました。
しかし、インターネットやSNSを使った連絡方法をしていくと共感性が下がり、上司や先生になった時に、人に教えることが下手になるということが最近い研究でいわれています。
今回は、インターネットと共感性について調べた研究について紹介したいと思います。
②共感性とインターネットやSNSを使った連絡の関係性の研究
2009年にミシガン大学で行われた研究で1979年から2009年の30年間に14000人の大学生を対象に共感性に関するテストを行い、その分析を行いました。
するとあることが分かってきました。
1970年代後半の大学生と2000年代の学生を比較すると、物事を他者目線で見て想像し、友達を理解しようとする能力や不幸な人をいたわる気持ちと言うのが少なくなっていることが分かりました。
一般的に1965年~1980年代に生まれた人をX世代、1981年~1995年に生まれた人をY世代(ミレニアム世代とも言われる)、1996年~2012年に生まれた人をZ世代と言います。
このX世代の時代にはインターネットやSNSはまだ普及してはいなく、基本的にやり取りは会話をすることだったため、人とのコミュニケーションが密だったため、共感性が高かった可能性があると言われています。
しかし、1992年からインターネットが家庭に普及し、
基本的に人と会話しなくても仕事ができるようになっていきました。
この研究者であるエドワード・オブライエンによると
インターネットが普及したことで友達をオンラインで簡単に友達と連絡できるようになった反面、友達と嫌だと思ったらすぐに縁を切れるようになりました。
これが、社会に出てからも行動に引き継がれており、共感性が低くなっている原因になっているのではと言われています。
③最後に
今の時代、誰とでも簡単にSNSで連絡が取れてる時代になっています。
これから、令和に入ってコロナウイルスなどで人と接する時間はほとんどなくなり、オンラインで会話することが多くなると思います。
そうなると、人との共感性が薄れてきて、次第に他人のことを道具のようにしようとする人が多くあらわれると思います。
皆さんもそのような人に会わない、もしくは気づけて付き合わないようになれるようになりましょう。
以上が「インターネットやSNSで連絡を取り続けていると共感性が減少するという研究」についての内容でした。
⇩今回紹介した内容は以下の本に書かれており、科学的に根拠のある
情報が乗っていますので、より詳しい内容はこちらの本を参考にしてください
参考本・参考文献⇩
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