自己肯定感
"自分が好き?"
yesと答える人がどれくらいいるのか。
自分の子を褒めると微妙な空気が流れる日本。
小学校の卒業文集のプロフィール欄、私1人だけ、特技は"なし"。
テストで100点をとっても、褒められたことがない。
友だちはテストで良い点をとると、ご褒美をもらっていた。それが良いとも思わない。
テストに限らず、学生時代、表彰台に立つこともなく、これといって秀でた点もなく、家ではきょうだいげんか。
なにもかも中途半端で、誉めるに値することはなかったのかもしれない。だからか、幼少期に褒められた記憶が全くといっていいほどない。
それが少しばかりは影響したのか…
未だに自分に特技はないと思っているし、ネガティブ思考で、すぐ気持ちが落ちこむ。
自分なんかこれっぽっちも好きじゃない。
別な人間になりたいとすら思う。
顔も大きいし、目が小さいし、眉毛が濃いし、不器用だし、雑だし、運動神経悪いし、理解力が低いし、小心者だし…
なにひとついいところなんて思いつかなかった。
どうしようもなくなると、涙が出て、iPhoneの充電コードで自分の首を絞めることさえあった。
自己肯定感が低ければ、相手の褒め方もわからない。素直に言葉が出てこない。
良いところを見つける訓練が必要かも。
海外では、自分の子どもを褒めるのは当たり前、痩せているとか太っているのも関係なしで、皆自分に誇りを持っている。そんな風に聞いたことがある。
自己肯定感の低さは日本特有の謙遜文化から来ているのだろうか。
自分に子どもが生まれたら、褒めて伸ばしたい。
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