![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76489875/rectangle_large_type_2_2411e0e2078b4887250ff37f90fd2221.jpg?width=800)
№431 リテラシーの積み重ね
こんにちは。白石です。
今日は金融リテラシーを簡単に診断できる5つの質問について。
この5つの質問はLIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略という本で紹介されています。
私は読んでいる最中にそのままチャレンジしました。
Q1. あなたが銀行に100ドル預けていて、利息は年に2%だとする。預金を引き出さない場合、5年後にはいくらになっているか?
Q2. 預金の利息が年に1%で、インフレ率が年に2%だとする。1年後、あなたがその口座のお金で買えるものは増えるか、変わらないか、減るか?
Q3. 「一つの企業の株式を購入することは、投資信託を買うより一般に安全性が高い」──この主張は正しいか、間違っているか?
Q4. 「15年物の住宅ローンはたいてい、30年物の住宅ローンに比べて月々の返済額は多いが、返済する利息の総額は少なくて済む」──この主張は正しいか、間違っているか?
Q5. 金利が上昇したとき、債券の価格はどう変動するか?
答えは・・・
Q1. 110ドルあまり
Q2. 減る
Q3. 間違い
Q4. 正しい
Q5. 下がる
結果、5問中4問は正解できましたが、詳細の理由を述べよと言われると、「ウッ」となります。ちなみに、不正解だったのは最後の5問目です。
「債権」という言葉の意味をボヤっとしか理解しておらず、下がる上がるの理屈が説明できる状態ではありませんでした。
では、世の中のどれぐらいの人が理解して正解できるかというと・・・
この5つの問いにすべて正解できれば、あなたは金融リテラシーで上位4分の1に堂々と入れます。アメリカ人を対象にした調査では、全問正解できた人は4分の1どころか、約15%にすぎないようです。Q1~Q3なら、すべて正解できる人はもっと多いようです。ドイツでは約半分、日本では25%が3問すべてに正解します。
3問正解でも4人に1人ですからね。金融リテラシーを備えていて悪いことはありません。一番いけないのは知ったかぶりをすることです。
世の中の15%しか知らないんですから、恥ずかしがることはありませんよ。
大切なのは「なぜなら」の深さです。私はまだまだ浅いのでそこへんを学んでいきたいと思います。
ある方が言ってました。いつまでも「必要な知識は自ら進んで身に着ける」と。
おすすめ本として2冊紹介しておきます。
ちょっと分厚くて長いですが、人生のロードマップを考えるには良い本だと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?