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№431 リテラシーの積み重ね

こんにちは。白石です。

今日は金融リテラシーを簡単に診断できる5つの質問について。

この5つの質問はLIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略という本で紹介されています。

私は読んでいる最中にそのままチャレンジしました。


Q1. あなたが銀行に100ドル預けていて、利息は年に2%だとする。預金を引き出さない場合、5年後にはいくらになっているか?

Q2. 預金の利息が年に1%で、インフレ率が年に2%だとする。1年後、あなたがその口座のお金で買えるものは増えるか、変わらないか、減るか?

Q3. 「一つの企業の株式を購入することは、投資信託を買うより一般に安全性が高い」──この主張は正しいか、間違っているか?

Q4. 「15年物の住宅ローンはたいてい、30年物の住宅ローンに比べて月々の返済額は多いが、返済する利息の総額は少なくて済む」──この主張は正しいか、間違っているか?

Q5. 金利が上昇したとき、債券の価格はどう変動するか?




答えは・・・

Q1. 110ドルあまり
Q2.    減る
Q3. 間違い
Q4. 正しい
Q5. 下がる



結果、5問中4問は正解できましたが、詳細の理由を述べよと言われると、「ウッ」となります。ちなみに、不正解だったのは最後の5問目です。

「債権」という言葉の意味をボヤっとしか理解しておらず、下がる上がるの理屈が説明できる状態ではありませんでした。


では、世の中のどれぐらいの人が理解して正解できるかというと・・・

この5つの問いにすべて正解できれば、あなたは金融リテラシーで上位4分の1に堂々と入れます。アメリカ人を対象にした調査では、全問正解できた人は4分の1どころか、約15%にすぎないようです。Q1~Q3なら、すべて正解できる人はもっと多いようです。ドイツでは約半分、日本では25%が3問すべてに正解します。

3問正解でも4人に1人ですからね。金融リテラシーを備えていて悪いことはありません。一番いけないのは知ったかぶりをすることです。

世の中の15%しか知らないんですから、恥ずかしがることはありませんよ。

大切なのは「なぜなら」の深さです。私はまだまだ浅いのでそこへんを学んでいきたいと思います。

ある方が言ってました。いつまでも「必要な知識は自ら進んで身に着ける」と。


おすすめ本として2冊紹介しておきます。

ちょっと分厚くて長いですが、人生のロードマップを考えるには良い本だと思います。




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