見出し画像

自分が楽しいと思えることを共感しあえる集団に所属したいと思う話

大学時代、声優の養成所に通っていました。
声優になりたい、役者になりたいという10代から30代の人たちが集まり同じ目標を持ってレッスンに臨む日々はとても刺激的なものでした。

今思い出しても、10代であの環境に身を置けたことはとても幸せだったなと思います。

同じ目標を持っているのに、世代も育ってきた環境も違うので、自分にとっての当たり前は当たり前でないことを学べたし、だからと言って他の人の当たり前を押し付けられるわけでもなく、自分の思いをしっかりと受け止めてもらえたし。役者を目指す人は、いろんな感情を大事にしているので、受け止めの間口が広いのかなと思っています。そこに10代の自分は存分に甘えさせてもらったし、同時に本当の意味での「考える」ことの大切さを教えてもらいました。

もちろん、声優になるため、役者になるための勉強も楽しくて、そこから発声や表現を考えたり実際に動いたりしたことは、今の仕事にも十二分に活かされています。結果「声優」にも「役者」にもなれなかったけど、あの時間が今の自分に繋がるきっかけだったなと思っています。

その後、地元の社会人劇団に入ったり、シナリオセンターに入った時も、同じような感覚になりました。

昨夜、何の気なしにふと昔自分が関係していた養成所や劇団のHPを辿っていきました。古いところは20年近く経っています。当時と同じように続いているところは少なく、団体自体がなくなっていたり、休団中だったり、残っていても当時の先生方はおらず様変わりしていたり、、、

あらためて、あの時いただいた経験は、あの年齢であのタイミングであの仲間と出会えたからこそもらえたものなんだなとも思いましたし、本当に貴重な時間だったなと再確認できました。

同時に、40歳になった今のタイミングで、自分が楽しいと思えることを共感しあえる集団に所属したいなという欲も出てきました。今だと子育て関係か、療育関係か、演劇やシナリオ経験も踏まえて、子ども向けのお芝居を作る集団か、完全に趣味に特化した読書関係か。。。

コロナの影響もあり直接集まる集団が作りにくい状況ですが、集まる形は工夫できます。それよりも自分が楽しいことを共感しあえる集団を見つけたい。もしくは作りたい。そこで自分自身刺激を受けたいと思いますし、欲を言えば自分が10代の頃に受けた刺激を今度は与える側にもなりたい。世代を越えた集まりの楽しさを経験したからこそ、あらためてそう言った場所を作りたいなと思っています。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

#日記 #エッセイ #コラム #集団 #所属 #演劇 #子育て #療育 #共感 #居場所 #刺激 #note #毎日note #丁寧に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?