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GoToキャンペーンとテレワークの融合「ワーケーション」のメリット、デメリットをわかりやすく解説

ワーケーションとは
「ワーク」「バケーション」
組み合わせたアメリカで出来た言葉で、
リゾート地などで休暇などをしながら
リモートワークを行う労働形態をさす言葉です。

日本でも数年前からこの「ワーケーション」
という言葉は使われ出していて
最近では政府が推進するまでになりました。

しかしテレワークすらも上手く稼働
出来ていない現状でバケーションをとりながら
テレワークなんて出来るのかと疑問に思う方や
ワークライフバランスをしっかりと
区別したいと考えている方にとっては
休暇中も仕事しないといけないのかと
逆にストレスに感じる方もいるかと思います。

どうすれば上手く稼働出来るのか、
またワーケーションをする事の
メリットやデメリットも
わかりやすく解説していこうと思います。

本題に入る前にYouTubeリンクも貼っておくので動画をご希望の方はこちらからご視聴ください。


1.ワーケーションとは


冒頭でも少し説明はしましたが
ワーケーションとは
「ワーク」と「バケーション」を
足した造語です。

つまりリゾート地や地方などの普段の職場とは
異なった場所で働きながら休暇をとる仕組みです。

個人が主体的に選択する日常的な仕事に、
非日常的な休暇の感覚を埋め込んだ
柔軟で新しい働き方として注目されています。

もっとざっくりわかりやすく説明をすると
「旅行しながらテレワークをする」
という事です。

この仕組みの事をワーケーションと言います。


2.ワーケーションの4つメリット

ここではワークとバケーションを足すことで
どんなメリットがあるのかについて解説していきます。


①家族との時間を確保


仕事ばかりをしているとつい家族との時間を
疎かにしてしまいがちですよね。

家族で旅行に行く事すら出来ない職場環境を
政府公認で進める事が出来るので
家族でのコミュニケーションに費やす
時間を確保出来ます。

またGo Toキャンペーンを利用する事で
お得に旅行に行きながら仕事も出来るので
気分もリフレッシュして仕事に取り組む事が出来ます。


②満員電車の回避


これはテレワークにも同じく言える事ですが
通勤や通学の時間はだいたい
どこの会社や学校も同じくらいなので
通勤ラッシュの時間帯はどうしても
満員になってしまい。

コロナだけに関わらず、
色んな風邪や感染の拡大に繋がります。

そもそもギュウギュウの空間自体が
身動きが自由にとれずにストレスが
溜まってしまいますよね。

また通勤に費やす時間も
かなり無駄な時間です。

片道に1時間かかると考えると往復で2時間は
仕事でも無くプライベートでも無い
空白の時間を作ってしまいます。

この時間を読書や勉強に費やして
自分のレベルアップをしようと考える
意識の高い方もいるかとは思いますが
どうせ読書や勉強をするならば
もっと快適な場所や空間でした方が
よっぽど自分の為になります。


③働き方改革の対策になる


これは企業側から見るメリットになりますが

有給を5日はとれるようになったけど
それ以上は流石にとりたくても
仕事柄取れないという職場は
少なく無いかと思います。

またテレワークは実施出来たけど
緊急事態宣言が解除されてからは
また元に戻ってしまったという
職場も多いかと思います。

いくら国がワーケーションを推進した所で
すぐにワーケーションを取り入れる企業は
少ないかと思います。

なので企業としてはあえてワーケーションを
取り入れて求人募集の際にアピールが出来ます。

その結果優秀な人材を採用出来る可能性は
格段に高まって会社の利益に
貢献してくれる事に期待が出来ます。


④クリエイティブな発想が生まれる


オフィスの中で同じ仕事をしていると
視野は狭くなってしまいます。

天井の高さとアイデアは比例しているという
心理学のデータがあると
メンタリストDaiGoさんが言ってました。

確かに言われてみれば
海や山でボーッとしている時に
ふと良いアイデアが浮かぶ事が
多々あるような気もします。

普段ではあり得ない環境での思考から
普段ではあり得ない発想が生まれるのは
確かにその通りな気がします。


3.ワーケーションの課題


ワーケーションにおける課題は
基本的にテレワークと同じですが
テレワークでは可能だけど
ワーケーションだと問題になる点も
あります。


①通信環境


テレワークだと家にインターネットが
繋がっているとWi-Fi環境の問題に
困る事は少ないかと思いますが
地方のリゾート地では家のように
ネット環境が整っているとは限りません。

またWi-Fiがあれば大丈夫かというと
必ずしもそうとは限らないこともあります。

電話などはWi-Fiの環境が整っていても
LINE電話などを使わない限りは出来ません。

いまだにガラケーを使っている企業などは
そもそもWi-Fi関係無しに連絡が
取れなくなってしまいます。


②労働管理


そもそも結果ベースで考える職場であれば
問題無いかもですが、
結果よりプロセスを重視する企業も多くあります。

その場合、どれだけ努力しても
結果が出なければただサボっているのと
何も変わらなくなるので

役職のついている人達は社員の労働管理が
難しくなります。

テレワークではだいたいの働き方の把握は
出来てもワーケーションになると
進捗の把握などがさらに難しくなります。


③事務処理


ハンコ決済が必要とされることが
多い日本では、テレワーク同様に
書類の処理が問題となります。

ワーケーションは長期宿泊が前提であるが、その旅費交通費を経費として
出張旅費扱いになるのか、
休暇を伴うことからある程度個人も負担する折半とするのか、
企業によって差が出てしまいます。

以上がザッと考えられる課題では無いかと
考えています。

緊急事態宣言によってテレワークが実施されて
テレワークの課題も解決出来ていない状況で
ワーケーションの制度を取り入れる事は
現段階ではまだ難しいのかなと
個人的には思っていますが

これについて企業が前向きに
検討をする事すらもしてこなかったのを
考えると少なからず一歩前進する事は
出来るのではないかと期待しています。


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