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発達障害グレーゾーンの長男〜当人による振り返り〜他害編

一歳半〜年中半分くらいまで、その場にいるだけの子に手やら足やらを出すので大変だった息子も、年長くらいから〝謎の他害〟は激減した。
〝わかりやすい他害〟は今なお継続中だが、、

小学生になった息子に、なぜいるだけの子を、あの頃は攻撃していたのか聞いてみた。ちなみに心理士さんからは「パーソナルスペースがかなり広いので、近くに人がいることそのものが嫌なのでしょう」とのことだった。息子曰く
「家に突然知らない人が入ってきたら、ママだって嫌だよね?包丁で刺したくなったりピストルで撃ち殺したくなったりもするよね?(表現が過激ですがあえて息子の表現をそのまま使わせて頂いてます、ご容赦ください、、)小さい頃は公園に知らない子がいると、僕はそんな気分だったんだ」
なるほど!それは確かに嫌だし怖いわ、、、
概ね心理士さんの仰る通りではあったが、息子はパーソナルスペースについてそこまでの捉え方をしていたのか!!と、衝撃的だった。

察するに、息子は当時、公園とは色々な人が出入りするという常識を知らなかったのかも知れない。そして、その知らない人たちは決して敵ではないということも知らなかったのかも知れない。
もしかしたらそのあたりをあらかじめ丁寧に教えてやってから、公園で遊ばせる必要があったのかも知れない。そして、それを理解できるまで教え続けてやれば良かったのかも知れない。

たらればばかりになってしまったが、だいたい問題行動の本質がわかるのはいつもだいぶ先になってから(笑)
その渦中にいる時はひたすら悩み、苦しむ。
これからも成長に伴い、きっと色々出てくると思うが、その度に見えている問題行動のもっと深い部分を、探る努力をして行こうと思う。


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