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まさかロックバンドの演奏を、神社で聴くことになるなんて。


バンドといえばボーカルにギター、ベース、ドラムがお決まりの編成だ。

でも、わたしの好きなバンドは洋楽器のほかに、箏(こと)と尺八、和太鼓に三味線。それに、ボーカルは詩吟の師範をもつ通常のバンドとは少し変わった編成のグループ。

このバンドに出会ってから、わたしは色々な経験をした。まさか福岡の宗像大社でロックバンドの演奏を聴くことになるなんて、京都で浴衣を着てライブに行くなんて。

生で詩吟を聴いたり、箏や尺八、三味線、和太鼓の演奏が身近なものになるなんて思ってもいなかった。普通の洋楽器のみで編成してあるバンドだったら、絶対に経験しなかったことだ。

今まで、日本人に生まれたのに日本の伝統楽器である和楽器が、身近に感じたことはなかった。自分が生まれた国の文化なのに、遠いと感じていた。

でも、このバンドに出会って「日本の文化」との距離がグッと縮まった気する。どこで何が繋がるかはわからないし、出会ったことで何が起こるかもわからない。

でも、1つ言えることは、もっと周囲に興味をもって飛び込んでみたら、素晴らしい体験ができるかもしれないということだ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。