【倫理の指導案】ソクラテス・プラトン×呪術廻戦の言葉と考える魂とは
時に苦手は人ばかりではなく、好きな人に向けて授業もしましょう。
知識って大事なのか。魂ってどこにあるのか。いやそもそも何なのか。
考えて、考えて、考えまくる。
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\導入/
授業冒頭で前回の復習をします。前回は「ソフィスト」について行っています。私もソフィストの授業案も作ってますので、ぜひ参考にしてください。
ただ、復習するのでは面白くないので、どうせならソフィストになりきってみましょう。大論破大会を開催します。テーマは下記参照。
永遠に質問し続ける側もしんどいです。一応スライドを簡単に用意しました。
\展開(ソクラテス)/
この流れのままソクラテスの内容に入っていきます。理想的なのは、気づいたら授業内容に入ってたという状態です。この活動のまま理解させましょう。
ソクラテスが示した「善く生きる」について考えていきます。まず生徒たちに考えさせましょう。日常に落とし込んで考えさせるのがポイントです。
共有したものとソクラテスの考えを比較させましょう。ただ答えを写す作業にはしたくないので、何も影響を受けていない段階で考えさせ、ソクラテスの考えを確認し、改めて自身と比較させます。
\展開(無知の知)/
ソクラテスの紹介は終わり。第二幕は「無知の知」です。知識について考えます。ここから本題の「魂」につなげます。
ソクラテスが示したのは、無知を知るものこそ真の知者であるという考え方です。先のグラフを用いて、生徒に意外性とわかりやすさで示します。
知識からソクラテスの示した生き方につなげます。知行合一は考えさせられる要素がたくさんです。知識が先か、行動が先か。ソクラテスは知が先です。
魂への配慮の権化(ごんげ)こそソクラテスです。あの有名な言葉「悪法も法なり」この言葉をテーマに1つ考えさせてもよいでしょう。
ここで「ところで論」を展開しましょう。
\展開(『呪術廻戦』より魂とは)/
あらゆるマンガで「魂」という言葉は使われます。例えば
今回は『呪術廻戦』から考えます。必要ならば検索してみてください。読んでも面白い作品です。倫理を教える先生ならば読みたい作品でもあります。生と死をあらゆる形で見せてくれるのが本作です。
呪術廻戦のこのシーンを知ってますか?ここで魂がどういうものか、説明がなされています。みなさんは魂ってどういうものだと考えていましたか?グループで共有してみてください。なんとなくでいいですよ。
この真人の理論を用いれば、ものの形を決めているものになります。魂とは何か、いろんな考え方があると思います。光月おでんと真人ですら違います。(以下まとめました)内容はプラトンに移っていきます。
※ここでゆとりんり的「マンガから考える魂とは」
光月おでん:魂は生きていく→考え方は残っていく的→魂=考え方に影響を与えるもの?
真人:(魂に触れ)形を変えている→物体の形に影響を与える的→物体の形に影響を与えるもの?
\展開(プラトン イデア論)/
ここからは難解なイデアについてわかりやすーく図を用いて解説します。
疑問がたくさん出てくるはずです。「じゃあ今見ているソレは何なのか」「偽物なのか」そのあたりを資料集も含めて確認していきます。
ここで魂を再登場させます。イデアを見る方法を模索してみましょう。
ん?思い出させる?どうやって?
一応さらにわかりやすい解説も用意しておきます。魂がイデア界の住民であったという部分が信じれない人に向けての解説です。
\まとめ/
まだ結論を出していません。自分の考えと魂についてまとめましょう。
|追伸|
魂ってすごく曖昧で、どこにあるのかもわからないにも関わらず、なんとなくで共通認識が出来上がっています。これを真剣に考えてみる機会があっても良いと思います。
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