そろそろ3月。教員志望のみなさん、就活か教採か、迷っていませんか?ぼくはこんな道を歩み教員をやってます。
〈こんな人に読んで欲しい〉
民間企業と教員で進路に悩んでいる大学生
両立して、結果中途半端になるのではと不安な人
2月もあと少し。
3月にはエントリー開始です。
教採を受けると決めつつも、就活もしたほうがいいのか迷っている人も多いはず。
このような方に向け、私の経験をまとめます。
この記事を読んでいただければ、その迷いから脱せます。
本記事を書いている人:
現役倫理教員
高校時代は偏差値50ちょい。。。
新卒で倍率100倍の民間企業に就職後、教員に転職
教員採用試験の採用枠1枠に1発合格
教採の勉強は働きながらの完全独学
2月も終わりにさしかかりました。大学3年生はこらから就活か、教員採用試験にむけ勉強か、進路を決め始める時期です。
自分にできるかわからないスケジュールが不安を煽ってくる頃です。
私はこれが原因で悩みました。
共感してくれる方は、よりこの記事がためになると思います。
1月:とりあえずなにか準備始めなきゃ
2月:[民]あと1ヶ月で就活解禁、自己分析とかやろう
[教]とりあえず勉強し始めるか
3月:[民]就活エントリー解禁。合説いこう。エントリーしよう。
[教]まだテストまであるから勉強しよう
4月:[民]エントリーシートいっぱい提出しよう
[教]勉強。勉強。
5月:[民]来月から面接開始。練習しよう。
[教]教採1次まで1ヶ月。勉強!
6月:[民]就活で面接開始
[教]教員採用試験(1次筆記)開始。
7月:[民]面接受けまくり。この時期には内定ほしい。
[教]教育実習が始まる。
※面接受けたいけど、教育実習あってむり。ヤバい。
8月:[民]決まってないと、メンタルが・・・。
[教]教員採用試験(2次面接)開始
〜
10月:[教]教員採用試験の合格発表
両立しようとすると、これを全てこなさないといけません。
特に5月からはカツカツです。
正直、両立は困難です。
私は、教採をあきらめました。
私の状況:
大学3年夏から就職活動(インターン)をスタート。
3月就職解禁から合説参加。一応教採の勉強もしている。
本命は、民間就職。
4月はインターン先の面接開始。内定をいただく。
5月以降は、多数の会社の面接を受ける。
教育実習スタートのタイミングで、就活を切り上げる。
教員採用試験は受験せず。
教員採用試験をあきらめ、民間就活に絞った理由
なぜ私が就活1本で、教員採用試験を諦めたのか
理由は3つあります。
理由1:勉強をする時間がない
就活は単に面接を受ければいいというものではありません。
1.合同説明会に参加
2.気になる企業にエントリー
3.説明会に参加(実際に聞きに行く)
4.エントリーシート(もしくは履歴書)を書いて提出。
5.面接試験(1社3〜5次面接)
6.内定者説明会に参加
就活と教採を両立するなら、このスケジュールの間に大学の授業、教採の勉強、教育実習、試験が入ります。
不可能ではありませんが、教採への勉強時間が確保できません。教採の勉強に充てる時間を、就活に充てる方が多数のチャンスがあると考えました。
理由2:失敗が怖かった
とにかく卒業後の就職先がない状態が怖かったのを覚えています。
特に、教員採用試験は1発勝負です。
民間への就職活動では、1度不採用の通知がきたとしても、他の企業を受けることができます。
民間就活への切り替えは逃げじゃない。
倍率で見ても、就活は10倍20倍はザラです。
一方教員採用試験は、小学校で2倍、私の受けた高校採用1枠でも8倍でした。
民間就職は恥ずかしいことではありません。
理由3:いつかは教員になろうと思っていた
教採は毎年受けることができます。
私も、民間企業で数年働き、その後受ける予定でした。
こう考えたのは
就職活動もしたことないのに就職の進路相談に乗れないと思ったからです。
いまや転職は普通のことです。
民間企業の仕事が楽しければそのまま続ければいい。
教員に転職したければ転職すればいい。
そんな気持ちでもいいんじゃないでしょうか。
幸か不幸か、教採の倍率は下がっていますから。
もちろん、教員の道しか考えられない!絶対に教員になるんだ!というひとは、教採1本に絞って勉強でよいと思います。
人生の大きな岐路にみなさんは立っています。
迷うという人に向けて、データもつけてまとめています。
どのみちを選んでも、あなたの人生です。
その助けに少しでもなればと思います。
とはいえ、今となっては両立も出来たのかなとも思います。
効率よく勉強を意識していれば、、、
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