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HSPフリーランス流「不安」のしのぎ方

こんにちは!心理カウンセラーの佐々木優斗です。

調べてみたところ、僕は強めのHSP(繊細さん)らしく、おそらく人一倍「不安」を感じやすいタイプの人間です。

そんな僕が、会社員から独立し、フリーランスになってからの約6年間。

様々な「不安」をどうやってしのいで来たのか?をシェアします。

ポイントは、「乗り越えた」ではなく、「しのいでいる(現在進行形)」ということ。

多くの人が「問題」は、「解消」をしなければいけない!と思い込みがち。

でも、解消をしなくても「しのぎ方」さえ分かれば、「対策」ができるようになるんですよね。

辛いのは、その場しのぎの「対処」や「対応」を繰り返しているときなんですよ。

もし、今のあなたが僕と同じように、何らかの「不安」を感じながら生きているなら、僕の「しのぎ方」が参考になれれば、幸いです。

HSPフリーランス流「不安」のしのぎ方

「不安」を乗り越えるために、いろんなことを試したんだけど、結局これが一番効果的だった!という方法をシェアしますね。

それは・・・

「あきらめる」をすること。

だって、不安なもんは、不安なんだもん。

不安は、どうにかしようとすると、さらに大きくなるという厄介な性質があるみたいなんです。

だから、不安なときは、

「ああ〜〜〜〜〜!今、めっちゃ不安感じてるぅ〜〜〜!!!!!」

って、しっかり「認める」をします。

すると、すっと不安が消えていくんですよね。

ちなみに、「あきらめる」という言葉に、ネガティブな印象を抱いている人は多いのかも?と思います。

でも、実は「あきらめる」の語源は「あきらかにする」なので、決してネガティブなものではなくて、本来は「事実をありのままに観る」ということなんですよね。

だから、「不安」を解消したかったら、まずは「不安」から目を逸らさないで、しっかり観る!!

すると、「不安」の“正体”が正確に見えるようになり、改善するための次の一手を見出すことができるようになります。

「不安」のしのぎ方実体験

例えば、僕がフリーランスになってから一番感じた「不安」は、「お金の不安」です。

会社員の頃と比べて、「働く」=「収入が入ってくる」という世界ではないですからね。

正直、フリーランスになりたての頃は、お金のことばかり考えていました。

そして、独立後6年経った今でも、お金不安が全くなくなったわけではありません。

でも、「しのぎ方」をたくさん覚えたので、今では心穏やかに暮らすことができるようになりました。

例えば、僕が見つけた「お金不安」のしのぎ方の一つは、「安定収入の柱」を作ることです。

単発でまとまったお金が入って来たとしても、翌月の収入目安がわかっていないと、不安すぎて、新しい挑戦ができなくなるんですよ。

そして「新しい挑戦」ができなくなると、今度は「衰退」がはじまっていきます。

それは、まるで「負のループ」に巻き込まれたような感覚。

小さな「不安」が、さらに「不安」を呼んで来るようになるんですよね・・・怖

だから、前述したとおり、お金不安がMAXだった頃の僕は、その「負のループ」から抜け出すために、まずはしっかりと「あきらめる」をしました。

「お金がな〜〜い!!!もう、めっちゃ不安!!!!!涙」

みたいな。

すると、全力で「落ち込む」ができる体制が整います。

そして、不安から湧き出る涙も枯れ果てると・・・

「ここからどうしようか?」が、胸の奥底から、すーーっと湧き上がって来るようになるんですよね。

すると自然と「次の一手」が考えられるようになります。

あとは思いついたものを片っ端から「まずやってみる」をするだけ。

すると、徐々に「しのぎ方」の引き出しが増えていき、いつの間にか「不安」とは、サヨナラできました。

これが「あきらめる」の効果です。

でも、実は「あきらめる」をすることで、得られる効果って、もう一つあると僕は思っていて、それが、

「満足」すると「不安」は消える!?

そう「満足」なんですよ。

どんなものでも、「満足」すると、「いらない」が起きます。

例えば、僕はラーメンが好きなので、お腹が減りすぎているときには、冗談で「今なら、いくらでもラーメンを食べられる気がするーーー!!」なんて言ったりします。

でも、実際は、1杯も食べれば満足しちゃうんですよね。笑

2杯目をすすめられたりしたら、きっと「もう、いりません!!」と全力で拒絶します。

実は「感情」もこれと同じで、ちゃんと満足するほど味わうと「いらない」が起きるんですよ。

でも、“つまみぐい”のように、ちょこちょこ・ダラダラ食べ続けていると、「満足」が起きないので、いつまでも「ほしい」という気持ちになってきます。

だから、いつでも「足りない」を感じちゃう。

「不安」という感情に関しても、例外ではないと僕は考えています。

「不安」なくせに、不安を認めず、目を向けないままだと、実は「『不安』という感情を味わってみたい自分」がいつまでも満足できないままになっちゃうので、

「もっと欲しい。もっと欲しい。」

という感情が消えず、いつまでも不安を感じ続けることになります。

例えば、あなたは一人で抱え込んでいた「不安」を、誰かに涙を流しながら打ち明けてみたら、問題は何も解決していないのに、

ほっとしたり、すっきりしたりして「もうきっと大丈夫だ」という安心感に包まれた、という経験はありませんか?

それは「不安」をちゃんとに認めて「あきらめる」をした結果、「満足」が起きたから、「手放す」ができた。ということなんですよね。

ちなみに、これは「不安」という感情にだけに使えるテクニックではなくて、「怒り」や「悲しみ」などにも応用可能です。

もし今のあなたが、自分の中から湧き出る「不安」などの感情と闘っているなら、ぜひこの方法もお試しくださいね。

きっと、安心感に包まれ、穏やかな気持ちのあなたを取り戻せますよ。

ちなみに、おすすめは、紙に自分の感情を書くことです。

「紙に書く」をすると、脳内にあった「思考」というぼんやりしたものを、ちゃんと視覚化できるようになり、俯瞰できるからです。

でも、「感情と向き合う」は、決して簡単なことではない、というのも事実。

もし一人で感情と向き合うのが不安なときには、僕のような心理カウンセラーやコーチなどの専門家のサポートを受けることをおすすめします。

実際に、僕はこの記事でご紹介した方法を、カウンセラーさんやコーチの方のサポートを受けながら実施して来ました。

専門家のサポートを受けることで、一人でやるよりも、心のずっと深くにある「不安のタネ」(思考のブロック)を外しやすくなるので、本質からの体質改善が最短最速でできます。

もし、僕にお役に立てることがあれば、どうぞ気を楽にLINEからメッセージくださいね。

というわけで、今回は、HSPフリーランスの僕が、実際に穏やかな暮らしを維持するために、日々行なっている「不安のしのぎ方」をご紹介しました。

あなたの参考になれましたら、幸いです。

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