こんな世の中だから。
今の日本の若者の自殺率は世界から見てもトップである。
死を決断した時の理由としては、学校問題や家庭問題などさまざま。
この前もテラスハウスの1人の女性が誹謗中傷な渦に巻き込まれ、
有望な人生を自ら諦めてしまった。
これは不特定多数の見えない敵による集中砲火である。
人気アニメ「名探偵コナン」の名言に好きな言葉がある。
「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。
言葉のすれ違いで、一生の友達を失ってしまうこともあるんだ。以下省略〜。」
この台詞は本当に現代の人に身にしみて感じて欲しい。
わかってるような事だが、その場の感情や状況に流されて口走ってないか。
ここでは言葉は「武器」に例えられている。
日本史を学んできた自分が面白いと思った、武器の歴史的な観点から
自分の考えた事を話していこうと思う。
戦国時代に遡ろう。
この時期は農民も土地や権利を守るために戦った。
農民=農耕を行う民
という認識で大方の基本は間違えてないという事で話を進めさせていただく。
もちろん武士ではないんだから、戦には長けてない。
では、どのようにして戦わせてたのか。
【なるべく人を殺したという実感を無くすこと】
が大切だったのだろうと、自分は思う。
そこで、刀よりも長槍。長槍よりも鉄砲。
実感=殺めた時、自分と対象との距離感
のようなことが一つの要因としてあるのでは。
だから織田信長は沢山の鉄砲を仕入れ、農民に持たせて戦わせた。
それにより、農民を一瞬にして兵隊と変化させたのだ。
時は戦乱を乗り越え、文明が発展し、科学は進歩した。
世界で大きな争いが2度もあり、今に至る。
文明、科学が進歩した恩恵を受ける人間。
これまで様々な武器が時代の中で生まれてきたが、
人間はすでに
言葉による変幻自在な武器を手にしていた。
その凶器を助長するようにSNSが生まれた。
この「凶器」の恐ろしさは、
人によって受け取り方が違うこと。
言葉の力は表裏一体であり、良い面はもちろんある。
ここでよく日常生活で起きることの一つとして、
【言ったことは覚えてないけど、言われたことは忘れられない】
これがまさに表していると思う。
科学の進歩を使えば全世界の人間に「凶弾」を放てる。
自分と対象との距離は見えなくても確かに伝わる。
こんなに長くなると思わなかった。まとまってないのにもっと酷くなっても困るので休憩させてください。笑
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