マガジンのカバー画像

雑記的なもの

102
力を抜いて書いているものたち
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

昔のことを思い出すとき、どれもかなりの確率で食べ物と結びついている、ということに最近気づいた。
食い意地がはっているというか、食いしん坊というか。記憶に残したいと思うものは、やはり食べ物なのか。
動物的。いつも死に怯えて生存を考えていたのかもしれない。もしかしたら思い出す今も。

抜け殻遊び

昨日は散歩中に蝉の抜け殻を見つけて、小一時間眺めて過ごした。
昔から蝉の抜け殻が好きだ。

生きた昆虫は、眺めているのは好きだが、少しこわい。生きていることが、こわい。
触れるのは平気なのだが、持っているのがこわい。動くものであることがこわい。飛んだり跳ねたりもがいたり、とにかく意思がある。掴んでいる間にじわじわと恐ろしくなってきて、手放してしまう。
標本も結構こわい。かつて動いていたものであるこ

もっとみる

ちょっと元気だそうと思って、スーパーに好物の桃を買いに来たのだけど。。

そうだった。忘れていた。ここは生まれ故郷ではなかった。

品種書いてない上に産地も違う上に高い。
かなり買うのを悩む。
ネットで箱で買うかなもう。

波に酔う

逃避先のきれいな世界と、
現実の吐きそうな世界を、
行ったり来たり。

これをもう何か月も繰り返している。

何度も。

どこにおいても。

精神世界は波の動きのようだと思う。

どこを切り取っても、
全体をみても、
部分をみても、
どの瞬間でも、
どのスパンでも、
すべて波形。

すべて波形のフラクタル。

おおなみ こなみで 
ぐるりと まわって にゃんこの目
なんてつぶやいてしまう、これも逃

もっとみる

note凡例、それから。

自分のしている行為の意味をときどき考える。
私のnoteの使い方についてだんだんかたまってきたような気がするのでちょっとまとめておこうと思う。

・スキ…ごちそうさまでした
・個別メッセージ…手紙
・サポート…切手代+気持ち
・オススメ…これ好き、おいしいと思ったから食べてみて、というおすそわけ。
・noteの投稿…基本的には自分の家でつくるごはんみたいなもので、あまり人様の好みなどは考えていない

もっとみる

食べごろ

ずっと気になっていた本がある。

絶対読むべきで、読まなきゃいけなくて、おそらく知りたいはずの何かが確実にある、と、分かっている本。
本(とくにロングセラーじゃないもの)は出会ってピンときたら買っておかないとすぐ棚から消えるので、買ってだけはあった本。

でも、ずっとずっと開けなかった本。

敬遠していたというのではない。
苦手というのでもない。
栄養満点、食べたら絶対おいしいものだというのはわか

もっとみる