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冬至(とうじ)

どうも、たなかです。

あす12月22日は

二十四節気のひとつ「冬至(とうじ)」です。


日本を含む北半球において

1年の中で日の出から日の入りまでの時間が

最も短い日のこと。


昼間が最も短く

夜が最も長い。


なぜ、そうなるかというと

地球の地軸が(23.4度)傾いた状態で

太陽の周りを公転しているからです。

そのため、時期によって
太陽の当たり方が変化してきます。


例えば、夏至になると

北極が太陽の方向に傾くため

北半球は
太陽の光がより多く当たる時期となります。


北極では「白夜(びゃくや)」といって

真夜中になっても
太陽が沈まない現象が起こったりも。


さすがに日本では白夜は起こりませんが

昼間の時間が
一年の中で最も長くなります。


また、夏が暑くなる理由は

太陽の当たる角度で
地面の暖まり方が変わってくるからです。

夏になると北半球は

太陽の高さが最も高い時期となり

最も長い時間
太陽の光を浴びることになります。

また、太陽の高さが高いと

地面に当たる光の量(熱量)が多くなるため

熱エネルギーを
ふんだんにキャッチした地面は

どんどん気温上昇⤴️

そのため、夏は暑くなるのです。


一方で、冬至はその逆。

北極は太陽と反対方向に傾くため

北半球には光が当たりません。

そのため、昼間の時間が短くなります。


北極では「極夜(きょくや)」といって

日中でも薄明、

もしくは、太陽が沈んだ状態となります。


また、太陽の高さが最も低くなります。

このように太陽の高さが低くなると

高いときに比べて
光の量はかなり少なくなります。

光の量(熱量)が少ないということは

地面はエネルギーを蓄積できないということ。

エネルギーが蓄積できなければ

その分、熱は生まれないため

気温は上がりません。


だから、冬は寒くなるのです。


そして、冬至になると日も短くなる。


これが日の長短と気温上下のメカニズムです。


個人的に、冬至と聞くと

年の瀬も押し迫ってきたなあと感じます。


ちなみに、

冬至には「」のつくものを食べると

」が呼び込めると言われています。


なぜ、「ん」なのかは諸説あるみたいで、

現在では日本語は50音順でありますが

むかしは「いろは順(いろはにほへと順)

が広く使われていて

その最後が「」で終わることから

」には

一陽来復の意味が
込められているというわけです。

#50音も「ん」で終わるけどな


「ん」のつく食べ物で

よく冬至に
食べられるのは「カボチャ🎃」ですね。

よく食べられるのに
「ん」が一つもないという珍事ですが

カボチャは
別名で「南瓜(なんきん)」ですね。
#この無理くり感


南瓜がよく食べられる意味は
他にも「縁起」に関する理由がありまして

冬至は「」を極めし日であって
#日の長さが1番短い日から

冬至を境に、
再び「」にかえる日であるため
#日が長い夏至に向かうという意味

陰を表す方角である「」から

陽を表す方角である「」へ向かうことから

南瓜(カボチャ)」は
冬至に最もふさわしい食べ物になりました。


ぼくはカボチャの煮物が大好きなので

明日はいっぱい食べて
栄養補給をしっかりしようと思います🥺🎃


最後に、週間予報を見ると

日曜日になると
かなり寒くなるような感じがしますね。

その辺り
明日の記事にまとめようと思います。


では、また明日☺️✨

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