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北海道大打撃 あす(木)以降、西日本にも大雪の範囲広がる

どうも、たなかです。


北海道を中心に、

どえらい天気になってます。


こちら、きょう(水)正午の実況天気図です。


北海道付近にある

低気圧の中心気圧は「970hPa」

24時間で「28hPa」も下がりました。


24時間で-24hPaになると

急速に発達する低気圧」と言われますが、


今回の発達具合は

その基準以上の急速発達に値します。


低気圧は急速に発達すればするほど

上昇気流が強まるため

その分、激しい現象をもたらします。


正午時点の最大瞬間風速を見てみると

北陸や北日本では所々で

風が非常に強くなっているのがよくわかります。

だいたい
(平均)風速が「10メートル」を超えると

強風注意報」に該当する強さ。


(平均)風速が「20メートル」を超えると

暴風警報」に値する強さと考えてください。


黄色以上の矢羽マークが

至る所で観測されています。


しかも、
暴風警報のおよその基準値の倍にあたる

40メートル以上」の暴風が

山形の飛島や北海道のえりも岬で観測。


これは

台風並み

と言っても過言ではありません。


また、風だけではなく

雪も激しく降っています。

各地、一晩で

20〜30センチを超えるドカ雪となりました。


特に、帯広では

午前11時までの24時間に降る雪の量が

「59センチ」と1月の観測史上最大を更新。


また、

千歳も観測史上1位を更新する値となりました。


しかも

この降った雪は全て重たい「湿った雪」。


北海道で降る雪は基本的に

乾いた軽い雪なので、

雪国であるものの

湿った雪の耐性が弱い場所であります。


そのため、

北海道各地で、大きな影響が。


湿った重い雪が電線に着雪し

その重みに耐えきれず、電線が切れたり、


木の葉っぱや枝にたくさん降り積もって

重みに耐えきれず倒木し、

その倒れた先にある電線に引っかかって

停電するということが多発しています。


少しずつ
復旧の目処が立ってきているようですが

湿った雪は重たくて、

除雪作業はかなり身体に負担がかかります。


この冬の正念場、

北海道民の皆様がご無事で

乗り越えれることを祈るばかりです。


さて。

北に目が行きがちですが、


あす(木)〜あさって(金)かけては

西日本」も危ないんです。


まず、こちらをご覧ください。

きょう(水)朝までは
北陸や北日本に降雪量の情報が出ていましたが

最新の情報には

近畿や中国・四国地方の文字が。


あさって(金)にかけて

近畿北部や山陰地方は山地を中心に

大雪になるおそれが出てきました。

また、
平野部でも一部で大雪の可能性があります。

あす(木)朝の段階では

北陸や北日本中心に雪が降り続きます。


ただ、お昼頃になると怪しくなってきます。

大雪をもたらす活発な雪雲が

お昼頃から北陸を中心にかかり始めてきて

午後は
北陸で断続的に大雪なる所がある見通し。


その後、夜以降になると

いよいよ、大雪の範囲が

近畿北部や山陰に広がっていきそうです。


北陸北日本はあす(木)も引き続き

猛吹雪や大雪に伴う交通障害、

そして、暴風や高波に警戒してください。


また、西日本の日本海側は

夜以降、大雪に警戒するようにしてください。

あす(木)は
晴れ間が出るのは関東エリアくらいで

東海から西の太平洋側は

雲の広がりやすい1日となる見込み。


また、全国的に風が強く吹くため

風を通しにくい服装で

しっかりと防寒対策してください。


よろしくお願いします。

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