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【日常】2022/05/13 通院後約3日間眠り続けた。記憶は振り出しに戻る①

記事を読んでくださってありがとうございます。
はるです。

前回5/9の投稿から日が空いてしまいました。
今回はその理由と、私の現状をお話します。

私「はる」の病気のことをよく知らない~という方は、固定記事の「自己紹介」や「闘病記」を読んでからの方が、この記事を理解しやすいかと思います。

前置きが長くなりましたが、5/13のこと、そして空白の3日間のことを綴っていきます。

2022年5月10日㈫は通院日

私はこの日、かかりつけの病院を10時に受診するはずでした。
前日まで日記に「話すことメモ」を書いたり、noteにも「主治医に話すことをまとめる」記事を書き残しています。

お時間がありましたら読んでみてくださいね。
上記の記事や自身の日記にはたくさんのことが綴られていました。
これも話しておきたい、だけど誰も責めないで欲しい、家族が傷つくのは嫌だ…でも私一人で抱えるにはつらく苦しくなってきてしまった…

大事なことが書かれているのにも関わらず、5/13現在の私には、何のことか分からないのです。

5/10のことを振り返ってみたいと思います。
といっても私が覚えているのは、気づいたら病院で知らない白衣の女性(先生、多分)と個室でお話していて、泣いていて、ものすごく疲れていた、というものです。

個室を出たら大きな待合室で、それなりに大きな病院なのだと分かりました。
待合室にいたのはお父さんです。なんでお母さんじゃないんだろう?と疑問には思いましたが、知らない場所でそれどころではありませんでした。

診察室に呼ばれ、お父さんと一緒に中に入るとさっきとは別の、白衣を着た女性が座っていました。
お父さんが「先生」と言っていたので、多分お医者様なのだろうと思いました。

先生は私に何か質問してくれたのですが、内容が理解できず、緊張で声が出せず、首をかしげることしかできず…

先生はお父さんにこのように説明していました。
「昔の嫌なこととか、思い出して一時的に記憶が混乱しているようです。」

その言葉を聞いて、私は
「嫌なことってなんのことだろう?というかどうして病院にいるんだろう?」
という気持ちになりました。

その日は先生とお父さんが話をして、私は看護師さん?と一緒に話が済むのを待っているうちに診察は終了になりました。

これで終わりかと思いきや、今度は白衣は着ていない男性スタッフさんに別室に通され、お父さんとそのスタッフさんが何やら難しい話をしてました。
難しすぎて何の話だかさっぱり分かりませんでした。

私の名前が何度も出ていたので、私の話だとは思うのですが、内容は私が知らないことばかり。
何度かスタッフさんに質問をされたのですが、身に覚えのない、というか私の年齢を考えたら誰か別のお姉さんと間違えているんじゃないか?と思う内容ばかりでした。

お父さんが薬の受け取りやお会計をしてくれました。
やっと病院を出る頃には、12時を回っていました。

車内、お父さんとの会話はチグハグ

先にご飯にしようとお父さんは車を走らせました。
外の景色は知らないもの。ここはどこなんだろう?私の家の近くにこんな大きな病院はなかったよね?

私は思いつくままお父さんにあれこれ質問しました。

「どうして病院にいたの?」
「私どこか悪いの?」
「こんなところがあったんだね」
「私平日に休んでいいのかな?先生に怒られない?」
「もうすぐ運動会だからさ…練習ある…」
「え?学校しばらくお休み?なんで?病気だから?」
「私ずっとお家にいていいの?」

お父さんはひとつひとつ、答えてくれました。

「今日は受診の予約してたんだよ」
「身体の病気じゃないから、家で休んでいることが一番いいんだよ」
「こっちの方には病院の時しか来ないからなあ」
「そうか、はるは11歳なのかあ」
「学校はしばらくお休みだよ、先生のことは気にしなくていいんだよ」
「ずっと家にいていいんだよ、はるの家なんだから」

なんでお休みなのかは分からないけど…
「はるには今お休みが必要なんだよ」
そう言われました。

病院から帰宅後、5/13までの記憶が曖昧

病院から帰ってきて、自室のベットまで行ったことは覚えています。
そこからは、なんだか記憶が曖昧です。
ずっと寝ていたような気もするし、何度か起きた気もするし。

帰ってきて会った家族はなんだか私の知らない家族みたいで。
家もなんだか変わってしまったような。
知らない若い女の人もいるし、小さな女の子は妹にそっくりだけど違うというし。

何がなんだかわからなくて寝てしまったら、今日5/13になっていました。

起きたら、最低限の食事と水分摂取などしていた気配はあるのですが、いかんせん身体があちこち痛い。
そして風邪っぽいし、身体がベタベタして気持ち悪い。

寝て起きたら、何か思い出しているかと思ったけれど。
淡い期待なんて元からなかったように奥底に仕舞い込んで。
13日の午前5時、私はもうこの事実を受け入れるしかないのだと、思いました。


次回に続きます。
長くなってしまったので…
明日続きを投稿します。

よかったら続きも、読んでくださると嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。