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わたしの考える施術というものについて

肩凝りがひどいとき、腰が痛いとき、首が曲がらないとき、背中が痛いとき、腕が上がらないとき、呼吸がしずらいとき、疲れが抜けないとき、浮腫みがひどいとき、とき、とき

あなたはどうするだろうか?

マッサージに行ったり、整体に行ったり、整骨院に行ったり、足つぼに行ったり、アロマに行ったり、エステに行ったり、たり、たり

あなたはどんな気持ちでその施術を受けているだろうか?

とりあえず今の辛さが楽になりたい、とりあえず仕事に戻れればいい、とりあえず気持ちよくなりたい、とりあえず、とりあえず、とりあえず

おそらく
身体が辛い時にはどこかにいって
いまのその状況から楽になりたい
もしくは
施術者が何かをしてくれて楽になれればいい
とにかく楽にしてほしい

そんな気持ちで施術を受けている方が大部分だと思う。

かつての私がそうだった。
何も考えずに、この人がどうにか私を楽にしてくれないだろうか
そんなマインドでいろんな治療院、サロンを渡り歩いていたのだ。

あなたが施術に望むことが、今よりもっと楽になりたい
あなたが施術に望むことが、日々の辛さから解放されたい
あなたが施術に望むことが、調子の悪さから解放されて人生を楽しみたい
あなたが施術に望むことが、改善していくことに希望を持ちたい

もしもそうなら、あなたの施術を受ける意識を変える必要がある。

もちろん、手技・施術者との相性はあるかもしれない。
けれどどんなに良いというところに行っても、あなたの意識が変わらなければその効果は、本来の効果を持たないのだ。

私が考える施術というものは
一方からの施しを受けるものではなくて
施術を受ける方と施術をする方との
双方の協力があってのものだと思っている。

施術を受ける者とする者との創造と循環

当然、ある段階においては、ただただ受けるだけの時期もあるだろう。
けれど一生そのままでは、あなたが施術に望む事に近づくことが難しいこともある。

施術をする側が、あなたの望みに近づくために提案する事、
それに対して、あなたは自主的に関わっていく必要があると考える。
そこには出来る事・出来ない事を正直に伝えてくれる事も含む。

出来る事には、施術者は最大限のサポートをしていくれど
同時に施術を受ける方も意欲をもって取り組みをする事が大事だ。

わたしは最大限のサポートをしていくが、あくまでもサポートに過ぎず、あなたの身体はあなたのもので、わたしは代わることができない。

あなたの身体はあなたのものであるからこそ、自分事としてとらえていく必要があり、それが、望む姿に近づくために必要な事なのだと思っている。

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