書きたいこと=読みたいこと。
こんにちわ。ゆる幸です😁
今回は読書感想文です。文章の書き方について学びたいと思い手に取った本の感想になります。
参考文献
※この本は、著者も言われていますが文章を書くためのテクニック本ではなく、書くための考え方を示してくれる本です。
まず結論から言うと、『文章書くのにテクニックなんか必要ない』とうことでした(笑)
『文章を書くのに文章術の本を読むな』とさえ言われています😅
これは個人的な感想ですが『文章術の本ばかり読んで知識ばかり取り込むんじゃなくて、とりあえず自分がおもしろいと思うことを書き続けなさい』というような意味に感じ取れました。
書き続けることこそが大事なんじゃないかと。著者も映画評論をされていたころは、自分が読みたいからという理由で、めんどくさいと思いながらも7000~8000文字のレビューを書かれていたそうです。
誰かに読ませる文も大切ですが、最優先は
『自分のために書くこと』
『自分が読みたいと思う記事を書くこと』
なんだと思います。
料理を自分の為に作るのと同じようなものですよね。
以下、二つだけ本の内容にふれて終わります。
p54.わたしが随筆を定義すると、こうなる。『事象と心象が交わるところに生まれる文章』
ネットで読まれる文章はこの随筆が9割を占めているそうです。
理由は、『人間は、事象を見聞きしてそれに対して思ったこと考えたことを書きたいし、また読みたいもの』であるから。
確かに、例えば朝のツイートとかで『眠い』とか、正直な話めちゃどうでもいいですよね。
人が読みたいことは
『自分語りの情報ではなく、下調べがちゃんとされている事象に、書いている人の心象が混ざり合ったもの』
が読みたいというのはとても納得できました。
いちよ本書の結論は『自分がおもしろいと思えるように書けばいい』と言われてはいますが、具体的な方法もしっかりと本書に書かれていますのでぜひ見てみてください。
最後に、本の終わりにこのような文があります。
p.269 たくさんの人に読んでもらえ、web上やSNSでバズり、内容が効率よく人に届き、とてもおもしろく、わかりやすい文章を簡単に書く方法。それは短くいうと、こうだ。
この問についての答えを右ページに、出典を左ページに載せて、この本は終わっているのですが、この終わり方がユニークでおもしろいのでぜひ見てみてください。
『出典このためかい!』とツコッミたくなります(笑)
【まとめ】
重複しますが、本全体の内容を簡単にまとめると、『文章術を学ぶ前に、自分がおもしろいとおもうことを素直に書けばええんやで』みたいな感じです。
ゆるいようですが、内容はとても参考になるし文章について考えさせられます。
ブラックコーヒーかと思えば、ミルクや砂糖をガンガン入れてあるようで、実はエスプレッソのような本でした。
はい。何が言いたいかわからねぇよと言う方すみません。かっこつけました。でも、個人的にはこんなイメージ😌
文章術を期待して読んだ方には期待外れだと思うことがあるかもしれませんが、個人的には大いに参考になりました。
バイブルにします。ぜひ読んでみてください。
よし、随筆を書けるゴリラになろ。
ではまた!See you again!!
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