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意外と精神的な危機に陥る人が多い~海外生活のリスクとその乗り越え方~

朝起きたら日本の芸能人の訃報を聞いて、ああ…と思いました。この方のお話というわけではなく、環境や状況の大きな変化(今ならパンデミックや戦争など…)は精神状態に大きな影響を及ぼし、ときにギリギリまで追いつめてしまうもの。今回はそれに関連して「海外生活」の持つ危うさについて書いてみようかな~と。

海外生活って「刺激的、楽しそう、幸せそう🥰」というイメージだけでなく、「怖い、危ない、大変😰」と捉えられることも多いですよね。そして実際問題、海外に来て鬱っぽくなってしまう方というのは少なからずいます。

たとえば長期留学の予定で渡航したのに、精神状態が不安定になって数週間で帰国してしまったとか、最初のうちはウキウキで楽しかったけれど、徐々に問題が蓄積して病んでしまったとか、ぜんぜん珍しくない話です。

そのあたりを不安に感じている方、あるいは周りに海外生活者がいる方のためにも、ヒントになりそうな情報をご紹介します。また、お役に立つかわかりませんが、わたしの個人的な体験もシェアさせていただきますね。

①海外に来て落ち込む人は多い

まずは、在英日本大使館のウェブサイトに記載されている、在英日本人医師による分析とアドバイスをご紹介します。「ああ、海外で悩んでいる日本人っていっぱいいるんだな」とおわかりいただけるかと😌

実際、海外に引っ越して落ち込んでしまう人は日本人・外国人問わず非常に多いです。とくに日本人は不安や嫌なところに目が行きがちという特性もあり、わたしの周りでも少なからぬ人が精神的に辛い期間があった…と告白しています。それをなんとか乗り切れた方もいますし、乗り越えられずに帰国された方も。

②予防的に「頼れる先」を確保しておくことが大事

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