ライナスの毛布には、きっと愛が詰まってる
寒くなってきましたね。今日はニットセーターを着ました。
ぶあついニットで丁度いい気候です。
ニットと言えば、私にはかれこれ10年以上使っているニットがあります。
よく、愛着のあるアイテムをライナスの毛布と例えますよね。
私にとってのライナスの毛布が、これ!
母が編んでくれた長方形の布のようなニットです。
多用途すぎてストールともマフラーとも呼べない四角いなにか。
じつは我が母、かぎ針編みの達人でして、これは母が久々の棒針編みに挑戦したときの試作です。
棒針で作ってたらだんだん幅がずれてきて最終的にかぎ針でゴリ押しして帳尻を合わせた逸話を持つツワモノニットです。
当時あまりの幅のズレ方に母娘ふたりで大笑いしてました。
そんなニット、編み物界ではとても有名(らしい)野呂英作さんの毛糸を使っているので、母とわたしの間ではこのニットを「のろさん」と呼んでいます。
わたしは「のろさん」がないと生きていけません。
とても寒い夜には鼻まで埋めてマフラーにするし、おなかが痛いときには腰に巻いています。
おなかが痛いといえば女性は生理痛もありますよね。
わたしは季節に関わらず生理痛がひどいときには「のろさん」を巻いています。つまり真夏でもこれを巻いているときがあるんだってばよ…!
蛭子能収のイラストくらい汗をかいている様はなかなか滑稽です。
本人は痛みをやわらげるために懸命なんだけどね。本人もふと気づいて笑っちゃう。
話を戻すと、「のろさん」はとてもあたたかいです。
おなかに巻いて横になると、不思議と痛みが和らいでいきます
もともとの素材の良質さもあるんだろうけど、それ以上に母とのエピソードがあって、だから、あったかくてやさしいのかなと思います。
ライナスの毛布は、科学で測れない愛が詰まってるからこそ毛布たりえるのでしょうね。
みなさんのライナスの毛布は何ですか?
よかったら聞かせてくださいね。
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