見出し画像

スウェーデン留学記 #2〜語学習得編〜

留学前は「スウェーデン人はみんな英語喋れるから、スウェーデン語勉強する必要ないよ」と教授に言われたので、簡単な挨拶や数字だけ勉強していきました

しかしルンドという田舎のせいか、スウェーデン語のみの表記が多かったり、スーパーとか地図とか、学生オーケストラで「ここから吹くよ〜」「演奏やめて〜」とか、なんだかんだスウェーデン語わかった方が住みやすいよねっていう機会が多く、独学で勉強することに

英語は留学前から勉強していたものの、全然足りなかったので、スウェーデン語とともに勉強していました

スウェーデン語の勉強法

テキストを購入

このテキストは、スウェーデン語学習のクラスで使われているということで購入。テキストとワークブックとCDが付いているのですが、なんと質問も説明も何もかもスウェーデン語!!!

質問文からとりあえず辞書で調べるという超スパルタテキストですが、結果的にとてもよかった!

全部スウェーデン語だと、勉強するところ以外の単語も自然と覚えます。例えば”Question” "Answer" のスウェーデン語が何度も出てくるので、自然と覚えますよね

CDを聞いて発音を真似して、スウェーデン人の友達に聞いてもらって、メッセージ送って、と、独学ですがライティングやスピーキングというアウトプットも同時進行で行えてよかったです

子供向け番組を字幕ありで見る

子供が理解できるくらいは自分も理解してみたいと思いアニメを見てましたが、難しかったです笑

会話会に参加する

留学生や移民が多いルンドでは、大学主催、市立図書館主催、など探せばどこかでスウェーデン語の会話会が無料で行われていました

スウェーデン人は英語が喋れる分、スウェーデン語で話しかけてももどかしくて英語に切り替えられてしまうことが多かったので、こういう会話会に参加するのはいい練習でした

スウェーデン人の言語交換できる友達を作る

ただスウェーデン人の友達と練習するのもいいですが、できたら”日本語を勉強したい”スウェーデン人の友達とする方がお互いメリットがあるし、教え合えるのでやりやすいです

英語⇄スウェーデン語辞書を使う

英語の勉強をしていたのもありますが、日本語に訳すよりも、英語でいうコレ!みたいな方が感覚的にわかりやすいような気がしました

どんどん話してみよう!

最終的にはカフェ店員と雑談できるほどにはなりました。最初からCDを聞いてしっかり真似していたので、発音が良くすぐにスウェーデン語が通じたのが楽しかったです♫

英語の勉強法

当時の私がせっせとまとめたこちらをご覧ください笑

私は発音を正しく知ることで、うまく伝わるだけでなくうまく聞けるようになり、会話に自信が持てるようになったと思います

また、英語がうまくないのにどんどん話しかけるスペイン人の友達を見て、あ、大事なのは英語力じゃなくてコミュ力だ・・・と思い、どんどん話すようになりました

留学行く=勝手に英語ペラペラになる、は決してないと思います。ただ、全然通じなくてやばいーーー!という焦りやモチベーションは日本にいるときの何倍もあるので、英語勉強への真面目さは段違いです笑

1年経ったら、「すごく英語話せるようになったね!」とスウェーデン人の教授や友達から言われたし、自分でもみんなの会話の中に入るの怖くない!て思えたので、成長したんだなーと思います

帰国後、英語力キープのために

Meetupに参加

日本でも何度か参加しました。しかし、どうしても日本人が多く日本語で話す時間が長くなったり、外国人と友達になりに来てるので日本人の私には冷たい日本人がいたり…と、あまり固定で行きたいと思えるグループがなかったです

iPhone英語設定

英語設定にしておくと、全てが英語になるので、アルファベットを毎日見る、馴染むということにはいい案だと思います

TIME紙を購読

1年ほど続けました。世界の関心あるトピックが多く、読むのが楽しかった

何かしら英語をつぶやくtwitterをフォロー

アーティストでもギャグでもなんでもいいのですが、毎日見てれば目に入るので、そのつぶやきを見てると生の英語と出会えるのでおすすめです

TOEIC受けた

なぜか帰国後、5年ほど経ってから初受験!結果は790点でした

英語論文を読む(研究・仕事)

勉強会や学会発表の時など、仕事で英語論文を読む機会が何度もあり、結構速読できるようになりました

国際学会で発表した(研究・仕事)

初めての英語でポスター作り、質疑応答。英語上達を意識した日々でした笑

大学との共同研究をしていたので、その大学で先生をしているアメリカ人の方に発表を聞いてもらい、お話しして自信につながりました

画像1

あえてボカしました

というわけで現在の英語力は?

当時よりは落ちているかもしれませんが、発音を知ることでそんなにリスニング能力も落ちてない気がするし、コミュ力は意識の問題なので、簡単な単語や文でもいいから会話を続けることは可能です

ちなみに一度、アメリカ人の患者さんを担当し、英語でやりとりして、英語を褒めてもらえました。また、その方が日本語が苦手でコミュニケーションがうまくとれずに入院中イライラしていたところ、英語で話せてすごくストレス緩和になったと言ってくれて、英語喋れてよかったなぁああああああああああってめちゃくちゃ思いました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?