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旅をすればするほど、日常が愛おしい

【2023年8月2日の日記】

2週間の帰国を予定通り終えて、昨日ハワイ島コナへ戻ってきた。
心待ちにしていた帰ハ。素直に嬉しい。

こんな気持ちになるのは、ハワイ島生活17年目にしてこれが初めて。自分でも
新鮮です。

なぜかな?と考えてみたところ…

1つは、愛猫たちとお留守番してくれていた夫デイヴィッドの元へ早く戻りたかった。

基本、帰国するなら夫婦ふたりで、と決めているのだけど今回は諸々の事情で私ひとりでの帰国となった。
だから寂しかった、、というと少し違うけれど、日本が「ホーム」ではなく「アウェイ」になってきた…そんな感覚が近いかな。

結婚(=ハワイ島移住)以来、アウェイの地に住む難しさを感じてきたけれど、知らないうちに新たなフェイズに入ったのかもしれない。。それはそれで、少々フクザツではあります。

もう一つ、ハワイ島に戻るのが楽しみだったわけは、これから始める「新しい日常」が楽しみ!だから。

新しい、と言っても何かが大きく変わるのではなく、むしろ普通の、何でもない日常に戻る。そう言った方が当たってるかも知れない。そして「面白そう!」なことを新しく始めよう、とも目論んでいる☆

手始めに今日はスーパーへ買い出しに。実は、お目当ての品があって。何かというと、毎年7月ごろにだけ出回る「茗荷」。8月に入っているので、もしかしたらシーズンが終わっているかと、ドキドキしたけれど。よかった♡

日本を離れてから、日本にいたときには何とも思わなかった食品、食材がやけに貴重になりました。茗荷もその一つ。あの大人の味がたまらない。この茗荷で今年も自家製柴漬けが作れそう。

…と、前置きがやけに長くなってしまったけれど、

旅という非日常を体験すればするほど、その対極にある日常が愛おしくなる。振り子が片方に大きく振れると、もう片方にも大きく振れるように。

いつもと違う景色、違う文化、違う人との会話…というように旅は刺激の宝庫。だからこそ気づきやインスピレーションが働き、人生が動くのだけど、同時に心が忙しく動いて、落ち着きがなくなる。

だからこそ私には、旅がひとつ終わると、地に足をつけて日常を立て直す期間が必要と感じる。

それが、たとえば柴漬けやお味噌作りのような作業とも言える。伝わってるかな…。手間ひまと愛情が詰まった、豊かな時間。豊かな暮らし。

特に今回の日本行きは、6月のメインランド(アメリカ本土)への旅の後、わずかな日数で帰国イベントを企画・準備をして…正直キツかった;;

その分、これからゆっくり日常を楽しんでいこう。日常バンザイ。

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