友理香

採用コンサルタント。ディスカッションフェロー。HSP。もの心ついた時から生きづらいを感…

友理香

採用コンサルタント。ディスカッションフェロー。HSP。もの心ついた時から生きづらいを感じている。モヤモヤしてものを抱えている方、話すことで、その本質を見極め、自分を楽するお手伝いをいたします。

マガジン

  • 今日も仕事でモヤモヤした!

    世の中にビジネス書はたくさんありますが、その多くは、経営者、起業家、投資家など、「肩書」を持った人たちによって書かれているもの。「ただの社員」だって、ビジネスに対する哲学を持っています。世の中で一番多い「肩書なしの平社員」目線で、モノ申したいと思います。

  • 就活や転職にうまくいない時に読んでみる

    応募書類を出しても通らない、面接を受けても合格しない。何がいけなかったんだろう?どこがダメなんだろう?と悩む方。それはあなたのせいばかりではありません!採用担当が、一体企業で何が起こっているかお話しします。

  • 昭和生まれパパの子育て

    昭和5年生まれの父に、子供の頃から言われた言葉を、今大人になってどんな意味だったのか、どんな思いだったのか、思い出しています。

最近の記事

話が合わない

10年以上、人事/人材の仕事をしているが、同じフィールドで働いている人と話が合わない。「人事」とは、会社全体の人材の施策を考える部署。そうなると、少々はみ出した人、個性的な人は、その施策を阻害する要因とみなされ、煙たがれる。まさに、私のこと。だかこそ、みんなと同じではない少数派の人たちも、心地の良い環境を作りたいと考え、意見を言うが、まあ、受け入れられない。 今更だが、私は「人事」の仕事がしたいのではなく、 「人のことをあれこれ考える仕事」 がしたいのかもしれない。どん

    • 書類審査なかなか通らない、なんで!?その3(書類審査者ガチャ)

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      • 書類審査なかなか通らない、なんで!?その2(職歴編)

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        • 書類審査なかなか通らない,なんで!?その1

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        話が合わない

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        • 今日も仕事でモヤモヤした!
          44本
        • 就活や転職にうまくいない時に読んでみる
          34本
          ¥100
        • 昭和生まれパパの子育て
          18本

        記事

          面接の「自己紹介」、止めません?

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          応募条件の”バリューや理念”にどれくらい共感して応募する?

          「弊社の理念の共感していただける方」、求人票にこんな応募条件が書かれているのを時々見かける。それを見ると私は心の中で思う「共感しているかどうか、どれだけ共感しているのか、どうやって確かめるんですか?」と。 現実を見れば、転職希望者は、求人票と会社のホームページを見て、「わるくなさそうだ」という印象を確認し、応募のボタンを押している。もちろん、会社の理念やバリューというものに、”少なからず共感”を持って応募する人もいるだろうが、「ブラックで、ヤバイそうな会社っぽいけど、敢えて

          応募条件の”バリューや理念”にどれくらい共感して応募する?

          離職のブランク期間、長いと何がダメなのか?

          応募書類の目を通すときに、度々「離職期間が、半年開いている人はNG」と指定されることがある。人材紹介会社のサイトや担当者には、「3ヶ月以内に転職しましょう」と言われる。一方で、求職者の中には、現職での激務に疲弊し、辞める直前に引継ぎがあって、有休を消化できないこともある。「少し心身ともに休んでから転職を考えたい」と思う人もいると思うが、世間はそれを許す雰囲気は少ない。 何度も転職をした自分の経験からすれば、切れ目なく、現職から次の転職先に決まることもあったが、間があいてしま

          離職のブランク期間、長いと何がダメなのか?

          "履歴書"と"職務経歴書"、別々にする必要性があるのか?

          企業によっては、「履歴書と職務経歴書をそれぞれ提出ください」という応募条件を書いている。その企業に、何らかの”採用オペレーション上の事情”があるのだろうと推測するが、個人的には、「内容が一部かぶっているから職務経歴書だけでいいんじゃない?」と思っている。 JIS規格の履歴書の項目は、名前、年齢、連絡先、学歴、職歴、免許・資格、志望動機、本人希望欄。一方、職務経歴書は決まったフォーマットがないが、会社名、在籍期間(入社年月~退社年月)、業務内容は、最低限必要。つまり、 会社

          "履歴書"と"職務経歴書"、別々にする必要性があるのか?

          どれも似たような求人票。それはしかたない事?

          人材紹介会社のCMやサイトを見ると、”○万以上の求人案件”という謳い文句をよく見る。確かに、日本中の「今、人を探しています!」と求人の数は、パートタイムや契約社員、あらゆるものをカウントすればそれくらいにはなるだろう。何十万件もあれば、1社は採用されるだろう、そう思うのは自然だ。企業側も一人ぐらいは誰か採用できるだろうと思うだろう。これも自然だ。だが実際には、何十社も応募して、面接に進める会社は多くなく、内定が出ないこともある。何十人も面接しても、内定を出さず、何年もずっと募

          どれも似たような求人票。それはしかたない事?

          採用はスキルや経験のマッチングでいいのか?その2

          人事領域の仕事をして10年以上になり、50歳を過ぎたが、いまだにスカウトのメッセージをもらうことはある。その内だいたい半分くらいは、給与支払いなどの労務業務のポジションだ。経歴は出来るだけ詳しく書いてあるので、見ればその大半が研修や採用業務だということが分かる。給与計算などの人事労務経験は全く書いてない。なのに、どうしてそういうポジションはどうかと進めてくるのか、不思議でならない。 人材紹介会社のデータベースや、転職紹介サイトの、登録者検索項目設定は、それぞれ微妙に違うが、

          採用はスキルや経験のマッチングでいいのか?その2

          退職理由を聞くのは、余計なお世話!?

          「ここの会社の退職理由って、どんな風に答えたらいいですか?」。転職を希望している若手の人に、面接アドバイスを求められた時のこと。その方は、30歳前後だったが、転職を4回ほどしていた。日本の市場で言うと、転職回数が多く、一般的には不利だと言われてしまう。近年は、転職回数制限を求人票に書いてある企業を見かけなくなったが、書類審査の時点で、”3回以上転職しているは不合格”、もしくは、”年齢に対して○回以上はNG”と、内々の条件を設定しているところがほとんどだ。 自らも転職回数が多

          退職理由を聞くのは、余計なお世話!?

          採用はスキルや経験のマッチでいいのか!?

          求人の応募条件は、”○○の経験×年以上”とか、”プレゼンテーションスキルがある方”、”コミュニケーション力が高い方”という文言が、ほとんどだ。「当たり前じゃないか」と誰も思うだろうが、私は常々「ホントにそれだけで適材を見つけられるのか」と疑問に思っている。 以前にも書いたことがあるが、よくある”業界経験”というのは、リスクをはらんでいる。企業側からすると、応募者の絞り込み過ぎてしまうからだ。また、応募者側は、有利に思える業界経験も、入社後、同じ業界だからこそ、「前にいた会社

          採用はスキルや経験のマッチでいいのか!?

          採用は、量より質でしょ!企業編

          「他に候補者いないの?」。企業の採用の仕事をしていて、Hiring Managerに言われると辛い言葉だ。全く応募がないならまだしも、求人に対し、決して少なくない応募があるのに、まだまだ欲しがる。 例えば、新規店舗開店などで、まとまった人数を採用するならまだしも、たいていの中途採用はそれぞれのポジションで1名。条件に限りなく近い人が応募してきて、不合格にする理由が見たたらなければ、その人を採用すればいいはず。だが、企業は”より多くの人から優秀な人を採用したい”と、母集団を形

          採用は、量より質でしょ!企業編

          採用は、量より質でしょっ!候補者編

          「人材紹介会社に、”常に10社以上応募して、3社以上は面接中の状態にしてください”って言われたんだよねー」と、知人が話してくれた。転職の条件にがっちした企業や仕事を検索すれば10社以上ヒットするだろうが、”採用されたらここで働きたい!”と思える会社、仕事がそんなにあるだろうか?私はこの話を聞いてイラっとした。 なりふり構わず応募したことで、いつどこに応募したのか、なんで応募したのか、わからなくなる。そして、なんとなく応募した会社に限って、書類や面接が通ってしまうことはよくあ

          採用は、量より質でしょっ!候補者編

          「自頭がいい」ってなんだ?

          「自頭がいい人が応募してくるといいな」。採用条件をHiring Managerと話していると、こういう言葉を時々聞く。そんな時、イライラする気持ちをぐっとこらえ、「もう少し、違う言葉で表現すると、どんな人ですかね?」と、顔を引きつらせて聞くが、あ~、なるほど!と納得する答えをもらった経験はいまだにない。それと同時に私は心の中でこうツッコミを入れる「そういうあなたは、当然自頭がいいですよね?」と。 自頭がいい。実に便利な、言葉だが、その意味は千差万別だ。ただ、これまで”自頭”

          「自頭がいい」ってなんだ?

          1時間の面接は、十分か

          対面であれ、オンラインであれ、たいてい1回の面接は1時間で設定される。そもそも、初対面の人と親しく話が出来るようになるのに、どれくらい時間がかかるだろうか。何か共通項が見つかると、一気に距離を縮めることは可能だけれど、見つからない場合は、どちらかが質問をして、相手が答え、その内容により、「はあ、そうですか」で、終わってしまう、そんな気まずい時間が流れる。 もちろん、面接という特殊な状況ではあるが、生活のおいて大事な基盤である仕事、職場を変えるという大事な場面だ。今より、自分

          1時間の面接は、十分か