初めての研究室選び
ゆーです。
2021年も残り少し。
2021年度も、残り半分ですね。
理系の学生さんの中には、研究室を選ぶ時期に差し掛かってくる人もいたりしますかね?
大学や学部学科によっても異なってくるかと思いますが。
この“研究室を選ぶ”ってのが難しい
なんせ短くても1〜2年、ほとんどの人が3年、人によっては6年も所属することに。
20代前半の学生さんにとって、1年でも死活問題です。
社会人になってからの1年とは感覚が違うと思います(“価値”は人それぞれなので、比べられませんけどね)。
その研究室がどうしても肌に合わない環境だったら?
もちろん、学士で卒業したり大学院から別のところに行ったりもできます。
そういう選択肢を柔軟に取ってこれた人もいるかと。
でもですねー。
「周りのみんなが進学してるから」とか、「他に移っても、より悪くなる可能性すら感じるから」といった理由で、同じ研究室に数年在籍される方もいます。
ボクは学生時代、そこそこしんどい研究室にいましたし、特に仲の良い先輩もいなかったので、正直なことを言えば”研究室に愛着なんて無かった”(博士号をもらって出ていくときには変わってましたけどね!)。
なんなら、しんどかったのでどこかのタイミングで出て行っても問題はなかった。
負けず嫌いですけど、こういうのは勝ち負けではないですし…。
それでも6年間同じ研究室にいました。
理由は、“環境を変えるのがめんどくさすぎた”から(←良い悪いは、この際置いておいてください)。
なので、今の環境に不満がありながらも、“今のままでいいや”という気持ちには強く共感します。
だからこそ、“ひどい研究室を選ばないことは重要”と感じてるんです。
そんなボクが、研究室をどんな基準・理由で選んだか
ボクは、夢を持っていたわけでもありませんし、今でも“やりたいと思う研究”を見つけられていません。
つまり、研究内容で選べません。
そこで重要視したのが“人”でした。
研究室が狭いコミュニティであることは、入る前からなんとなく。
そうなると人間関係が酷いものではやってられません。
”研究内容よりも、人間関係だけは良好なものを”と思ってました。
というわけで、希望調査までにとにかくいろんな研究室の先輩方と仲良くなりましたね。
もちろん、「情報集め」のために仲良くなったわけではなく、楽しかったから仲良くなっただけです。
でも、気づいた頃には、先輩たちが噂やらなんやらを教えてくれました。
(まぁ先輩は先輩で、自分の研究室を宣伝してたというのが本音かと。笑)
加えて大切にしたのが、フランクに接してくれる先生を探すこと。
先輩の存在も大事かと思いますが、ボクは先生の人柄を一番大切にしてました。
だってですよ?
先輩は卒業してすぐにいなくなる可能性も大きいですが、先生は指導も含め長く、しかも頻繁に接する間柄です。
そんな先生が接しにくい人だと、毎日が億劫になりますから…。
(結果的に憧れていた先輩は、すぐに卒業してしまうし、先生も仕事面で実はえげつないほど怖かったという…。ボクに見る目が無かったのは内緒です。苦笑)
周りに、楽をできそうな研究室もありましたが、仕事のできる人になりたかった。
希望の叶う環境を、“人間関係を”重視して探してましたね。
そして、この考え方は会社に入っても変わっていません(長くなるので、また後日書きます)。
学生時代よりも見る目が良くなってきたのか、今では比較的望んだ環境にいてるのかなと。
学生時代を振り返ってみても、社会人になった今でも、多くの人から聞こえてくる悩みのほとんどが「人間関係」です。
事前に調べられて、そんな誰しも悩む可能性を少しでも潰しておけるのなら、進んで取り組んでおくべきと思いませんか?
ボクは、先輩たちと仲良くなることで、偶然いろいろ教えてもらえました。
ですが、そういうのが苦手な人もいると思います。
そんな人は、同期に話を聞いてみたり、他にもHPを見てみたり。
意外と雰囲気が出るのが研究室のHPだったりします。
全てではありませんが、更新頻度の遅い研究室は活発でなかったりするケースが…。
人間関係というのは、どこにでも
どんな働き方であれ、コミュニケーションは付きまといます。
当然、人間関係も生まれます。
ぜひ早めに見抜く目を養ってみてください。
将来的に損はしないはずなので!
気づきなどのきっかけになれば幸いです。やはり応援していただけるのは、ものすごく嬉しいですし励みにもなります。またぜひお立ち寄りいただければ… (いただいたサポートは、今後の活動資金にさせていただきます。何かしらの形で還元させていただければと思ってます。)