理論と実践は伴ってこそ
ゆーです。
最近、本を読んで、勉強して、実践する、というサイクルがちょこちょこ回りがち。
いい傾向です。
ただこれ、“ちょこちょこ”というのがポイント。
小さなサイクルだから、なんとか回せてます。
もう少し大きくしていきたい。
でもですね、大きなサイクルになると突然回らなくなるんです。
本を読むこと自体は習慣の問題なので、最初のハードルにこそなりますが、逆にいえば習慣にさえできればなんとかなります。
あとは、読む本さえ間違えなければ、それなりに勉強にもなります。
問題はここから。
実践するのが難しい。
「集中力はせいぜい続いても20分ぐらい。なので、5分の休憩を挟んで、再度20分集中する、というのを繰り返すのがいい。」みたいなことって、いろんな本にも書かれてますし、調べればすぐに見つかります。
これを仮に勉強して知ったとしましょう。
これぐらいのことであれば、簡単。
読んだあと、何かをするときに時間を計って、取り掛かればいいので。
読んだまま次の日に突入してしまい、忘れてしまうなんてことはあります。
こういうのはメモしたり、必ず思い出すような仕掛け作りからやってみましょう。
問題は、大きなことをやる時です。
「モノを売るには、こういうことを意識し、こういうところに気をつけながら進めないといけない。」みたいなのを読んだ時なんかが、これに当たります。
モノを売るとか簡単にいいますけど、モノを作ったり、宣伝も、売るためのシステムも整えたり(お店を作るのか、ネットでなのか、とかね)、いろんなことをやらないといけない。
一人でできないことだったりすると、自分の考え方を相手にも伝えて実践してもらわないといけない。
ハードルが多いし、大きいし。
こうなってしまい、“頭ではわかっていてもできない”なんてことが起こりがち。
理論を構築できるかもしれないけど、それを実践することは、とてつもなく難しかったりする。
ここが難しい。
もう一つ例を。
企業に入ると、マネジメント層にあたる人が、勉強してチームメイキングを実践しようとしているのを見かけます。
本を読んでみて、ある方法を試してみた時、それだけを適用させても全然うまく回らないなんてことはよくあります。
書かれてる内容は、おそらく他の方法や環境を整えているから通用するもの。
結果的に、試してみても何もうまくいかなかったので、結局以前と同じやり方を継続、なんてことも。
こうして理論と実践に食い違いが。
頭ではわかってるけど、できない。
他にもこういうことはよくあります。
ボクは、しがない研究者です。
そんなボクが、ビジネスのことだったり、畑違いのこと(マーケティングとか)を語ったりしても、「そんなことできるか!」となる可能性があります。
自分で実践できて、ようやく…となりそう。
なので、一つずつでもできることを増やしていって、自分で検証することからやってます(なんでも研究だ!)。
かといって、全部やってみないとダメなのか?と問われると、そんなこともないと思います。
本質に共通性があるなら、理論を作りつつ、“研究者として”実践することも可能。
そうすれば、内容こそ違いますが、本質が同じなので伝わるなんてことも
ものはやりようです。
結論、何が言いたいか。
「理論と実践のバランス」は大切だと思うんです。
理論を学んでばかりだと、いずれ実践できないことを言い始めてしまうことになりかねない。
そうならないためにも、組み立てた理論がうまく機能するのか実践してみないといけません。
大きいことを提唱するために、小さなことからコツコツと。
積み重ねた経験を基に理論を確固たるものに!
いやぁ道のりは長そうです。
今日も一日、コツコツと。
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