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センスの良い人・悪い人、さぁどっち?

ゆーです。

突然ですが、「センス」って磨くの難しくないですか?

昔からなんですが、成果を出せる人になるよりも、有名な人になるよりも、とにかくセンスの良い人になりたかったボク。
(もちろん普段は仕事をしているので、負けず嫌いな性格もあり、成果にはそれなりにこだわってますよ?笑)

大学の頃からファッションにも目覚め、周りの男性陣よりはオシャレに気をつかっていたつもりです(理系でオタクの多い学部だったので、少し浮いてましたが笑)。
そして行き着く先は、見た目だけでなく、所作や雰囲気、他にも言動のセンスも意識するように

でもですね、「そもそもセンスって何?」みたいな感覚だけがずっと拭いきれていませんでした。

しかも”センスって言葉”の何が難しいって、「センスがある・無い」と「センスが良い・悪い」とあります

ん?ということは、センスが無いと“良い悪い”も言えないということ?
でも、人によっては、ダサいモノに対して「センスねぇなぁ」と言うことも。
と言うことは「ダサい」は、「センスが悪い」ではないのか?
じゃあ「センスが悪い」ってなんだ?
“悪い”がわからないと、“良い”もわからない。
(本を読んで思いましたが、実は、これがキーポイントみたい?)

うおぉぉい!
どうしたらいい!
これまで意識してきた「センス」って何者なんだ!!

で、デザインとかアートとか学び始めたわけです。
でも、これはちょっと違いました。

アートは、そもそもセンスと少し異なる世界な気がします。
一方で、デザインにはセンスという言葉も必要かもしれません。
ただ、そもそも「デザインとは何か?」というところから入らないといけないので、センスの話に行き着くまでに時間がかかってしまう。

なんか良い本ないかなーと探してて、出会ったのがこちら。

著者は、有名な方じゃないでしょうか?
水野学さん!
クリエティブディレクターの方です。
デザインにも精通しています。

読んでみて、一番の感想は「センス!!こういうことか!今までやってきたことって間違ってなかったのかも!」でしたね。

ボクは学生時代、迷走して変な服装をしてたこともあります。
当時は、オシャレだと思ってたし、他の人がやらないことに変な高揚感も…。
孤高の存在、的な?笑
(画像はそのイメージです。)

でも、振り返ってみて、「センスが悪かった」と思います。苦笑

それでも、一連のことを振り返りつつ、本を読んでみて「一応、自分にもセンスはあるのかな?」と思えるようにはなりました。
が、自信を持って「センスが良いです!」と言えるには、「まだまだこれから…」とも思いましたね。

もちろん、水野さんの言う事が全てでは無いかもしれません。
他のデザインに精通している方からすると、センスという言葉に対して別の表現をされるかもしれません。
それでも、ボクは水野さんの言う「センス」の定義に、かなりしっくりきました。

ここで、その内容を言ってしまうことは、“つまらない”。
それこそセンスが悪いと感じます。
なので、あえて言いません。

ぜひ、「センスとはなんぞや?」という方に読んでみてほしい一冊です。

ボクは研究者なので、この本を読んで“センスの良い研究”ってのをやりたいなとも思いました。
研究だけでなく、これから取り組むどんなものにも、センスの良さを求めてやっていきたいくらいです!

”センスが良いとかっこいい”というのもあるかもしれませんが、センスの良いものは共感を得られたり、見てもらえたり、何より喜んでもらえる気がするんです。

もっともっとセンスを磨きたい!
そして、センスの良い生き様を歩みたい…!


また時間のある時に、水野さんの他の著書も読んでみようっと。


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