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ラマダン2週間やってみた感想

4月3日からラマダン(イスラム教の断食の月)が始まりました。

去年のラマダン初体験については別の記事に書いていますので、興味のある方は読んでみてください↓


今年のラマダンは去年とは少しちがいます。

なぜなら今年はサウジアラビア人の彼と結婚して、私もムスリムとしてラマダンをやっているからです。

去年も彼と一緒に断食はしていましたが、まだムスリムではありませんでした。

やっていることは去年と同じですが、今年はムスリムとして神聖なイベントに参加しているんだなと感じます。


今年のラマダンが始まってもうすでに2週間が経ちました。

始まる前は水も飲めないしお腹空くし絶対つらいよな〜と思っていましたが、始まってみるとあっという間。

2週間経つと身体もだいぶ慣れてきて、辛くなくなってきました。


ただやはりラマダンが始まった最初の3日間はキツかったです。

特に、朝、水が飲めないことが辛いです。

私は毎朝起きたらすぐにコップいっぱいの水を飲む習慣があります。

また、毎朝仕事前に筋トレを10分ほどするようにもしています。

なので朝はどうしても喉が渇いてしまいます。

でも不思議なことに、朝は喉が渇いていていますが、昼になるともう忘れています(笑)

いつの間にか夕方になっていて断食の時間も終わります。

人間は1日くらいは水を飲まなくても生きていけるんだなと感じます。

ラマダンで断食を経験したことによって、もし私が水のない場所に迷い込んだとしても数日くらいは生きていける自信がつきました(笑)


また、水もですがラマダン中は食べ物を食べることもできません。

友だちやお母さんからは「大丈夫なの?」「無理しないで」とよく言われますが、正直私にとって食べ物が食べれないことはそこまで大変ではありません。

いつも朝ごはんは食べないので、ただ昼ごはんを抜くだけ。

昼ごはんは何を食べるか考えるのも面倒だし、食べると眠くなるし、外で食べればお金もかかるし、と食べる方がデメリットが多いと思っています。

唯一、昼ごはんが食べられなくて残念なのは、友だちや会社の人とランチに行けないこと。

わたしは人と話すのが好きなので、誰かと一緒にランチに行けないのは少し寂しいです。

ラマダンの期間中はランチに行けないので、会社の人から誘われても断らないといけません。

なるべくランチのお誘いを断りたくないので、わたしは誘われる前に散歩に出て行っています。

ラマダン期間中はランチを食べないので、1時間のお昼休みの間ずっと散歩しています。

健康的!笑

ランチを食べる時よりも断食をしている時の方が午後の業務に集中できるので、眠くならないのは断食のいいところかなと思っています。


もう一つ断食の好きなところは、食べ物がとにかく美味しく感じるところです。

朝も昼も間食も何も食べずに、日が落ちたら食べ物を食べられらようになります。

まず最初に私は水を飲みますが、これが美味しくてしょうがないです。

本当に生き返る感じがします。

そして食べ物も、塩とオリーブオイルをかけた何でもないサラダでもとっても美味しく感じます。

1日一食なので、ジャンクフードとかではなく本当に身体が必要としている栄養のある食べ物を摂取しようと心がけています。

水も食べ物も、いただけることが本当にありがたいです。

世界には貧しくて水や食べ物が手に入らない人もいるので、自分は感謝しないといけないなとラマダン期間中は特に強く感じます。


こんな食べない生活をしていると痩せるのかな?と思いますが、見た目てきにはそんなに変わっていない気がします。

(実際わたしは体重計を持っていないので痩せたのかわかりません…。)

夜は満腹になるまで好きなだけ食べているので、痩せもせず太りもせずという感じですかね。


また、今回のラマダンで初めて知ったのですが、断食中(日中)は性行為が禁止されているそうです。

わたしがある朝、夫が出かけるのを見送る時にキスをしようとしたら避けられました。

そして「ラマダン中はダメだよ」と言われました。

そんなに汚らわしいわけではないのに、キスもダメなんだと驚きました。

(イスラムのルール的にはキスやハグはオッケーらしいですが、それ以上のことを連想してしまうこともあるため避けた方がいいと言われています。)

まだまだ知らないことだらけだな〜と思います。


ラマダン2週間が経ち、さまざまなことを感じ学ことができています。

まだラマダンは4月いっぱいまで続きますが、ツラいと思わずに1年に一度のイベントのような感じで楽しみながら頑張ろうと思います。

いつかはサウジアラビアで本場のラマダンをやってみたいな〜。

また何か進捗がありましたらこのnoteに書きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。







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