見出し画像

モスクで正式に改宗

今日は東京ジャーミイというモスクで正式にイスラム教に改宗しました。

東京ジャーミイは代々木上原駅の近くにあるモスクで、外見も中もとても美しいです。

写真(外見)↓

画像1

モスクの中に入ると外国の方が沢山いて、ここは本当に日本なのかと思うくらい異国感があります。

こんな素敵な場所で正式に改宗ができたこと嬉しく思います。


中はこんなかんじ↓

画像4


「正式に改修」とは何をしたのかと言うと、シャハーダという信仰告白をしました。


ムスリムになるためには特別な洗礼や儀式は必要ありません。

ただ2人のムスリムの証人の前で、シャハーダを口に出して唱えるだけで入信ができます。


唱える言葉は以下です。

「アシュハド アッラーイラーハ イッラッラーフ ワ アシュハド アンナ ムハンマダン ラスールッラー」

日本語の意味は以下。

「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使徒です」


わたしは2021年12月にサウジアラビア人の夫と結婚したと同時にムスリムになりましたが、正式にこのシャハーダはしていませんでした。

彼の前でその言葉は唱えましたが、その時はたまたま泊まっていた旅行先のホテルで彼が言ったことをリピートしただけで、2人のムスリムの証人はいない状態でした。

正直わたしも、これで本当にもうムスリムになったの?という感じでした。


実際、夫は「別に正式にやらなくてもムスリムにはなれる」と言っていました。

正式に入信するという「カタチ」よりも、本当に信じているかどうかの「思い」が大事なんだと思います。


ではなぜわたしが正式にモスクで改宗することにしたのかと言うと、夫からの提案でした。

モスクで改宗すればいい思い出になるし、イスラム教を信仰するモチベーションも上がるだろう、ということで夫から提案されました。

また、今(2021年4月)がちょうどイスラム教の神聖な月「ラマダン」の期間です。

せっかくラマダンの期間だからモスクに行ってみようよということで、モスクでシャハーダをやることを決めました。


シャハーダをやるのは無料です。

事前にウェブサイトで名前や住所などの情報を入力したら予約ができます。

わたしはモスクに行く1週間ほど前に予約をしました。


そして改宗当日。

実際にわたしが何をしたのかというと、証人となるムスリム2人(わたしの場合は夫と東京ジャーミイで働かれている方1名)の前でイマームという指導者のお話を聞きました。

実際の写真↓

画像2

イマームがイスラムの5つの柱やムスリムの行動についてお話をしてくれました。

お話は全てアラビア語だったので、東京ジャーミイの方が通訳をしてくれました。


お話が終わった後にイマームから「わからないことや不安な点はありますか?」と質問されました。

わたしはすでに夫からイスラム教について色々教えてもらっていたし、また分からないことがあればいつでも聞けるので、特に質問はしませんでした。


そして、お話が全て終わったら最後にシャハーダの言葉をイマームが言った通りに復唱をして完了です。

シャハーダの言葉は、アラビア語で発音が難しかったですが、なるべく聞こえた通りに復唱するように努めました。


それが終わると最後に「ムスリムになりました」という証明書をいただきました。

そしてイマームと夫と3人で記念撮影もしてもらいました。

そこで私はムスリムになったんだな〜としみじみと感じていました。


わたしは結婚する時にすでに覚悟を決めていたので、ムスリムになることに特に不安はありません。

(結婚をしようか迷っている時は不安でしたが…)

なので正式にムスリムになれて普通に嬉しいです。

特に夫がとても喜んでくれたので、それも嬉しいです。


シャハーダのあとに、東京ジャーミイの方から日本語版のコーランやイスラム教の基礎本、ヒジャブなどをいただきました。

画像3

すべて無料です。

正直自分はまだまだイスラム教について勉強不足なので、このような本などをいただけてとてもありがたいです。

日本語のわかりやすい本などはなかなか見つけられないので。


これで正式にムスリムになったので、イスラム教の理解をより深められるように勉強をしていきたいと思います。

また何か進展があったらこのnoteに書いていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?