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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2022年10月の記事一覧

「感謝と祈り」第149話

今日は「自分を育てるのは自分」という、 10代の生徒さんに向けて、東井義雄さんが語った言葉を紹介します。 講演の内容はこんな感じでした。 ある所に、女の子を一人持つ、母子家庭の婦人がいました。 くず鉄を集めて、回る仕事です。 そのお嬢さんは、小さい頃は、優しくで、勉強も良く出来る素直なお子さんでした。 でも、中学に上がった頃から、非行に走り始め、とうとう警察の世話になるようになったそうです。 その理由はただ一つ。 くず屋をするお母さんの仕事を馬鹿にされ、どんなに勉強

「感謝と祈り」第148話

☘️人は成功を収めても満足することなく、「もっと有名になりたい」「もっとお金持ちになりたい」と、欲望を際限なくふくらませてしまいがちです。 そのようにして、生きていく上で最も大切な「足るを知る」ということや謙虚さを忘れてしまうことから、その成功が長続きしないのです。☘️ これは故 稲盛和夫さんの言葉です。 稲盛氏は、いつも「足るを知る事」そして、「心を整える」事が大切だと教えて下さいました。 なぜなら、我欲で生きると、欲望は果てしなく、決して幸せを感じる事が出来ないから

「感謝と祈り」第147話

心配するとその現象が引き寄せられ、具現化するという話を、皆さんはどう思いますか? 小林正観さんという方が、心配するとその心配に見合った現実が訪れると仰っていました。 ある女性が、海外旅行に行きたいと思い、お金を貯めていましたが、ある程度溜まった時にお会いすると、「老後が心配だから、旅行資金は老後の為に取っておく」と言われたそうです。 すると、正観さんは、「海外旅行に使うはずだったお金は、病気になった時に使う事になりそうですね」と仰ったそうです。 自分が意識していること

「感謝と祈り」第146話

今日は修道女の渡辺和子先生のお話をご紹介します。 渡辺先生は、修道服についている大きなポケットを「神様のポケット」と呼んでいると言います。 挨拶や笑顔を、たとえ返してもらえなくても、傷ついたり腹を立てたりするのではなく、自分から挨拶やほほ笑みをするたびに、神様へお渡しできるものがポケットに貯まっていくと考えるのです。 神様へお渡しできるものをポケットに貯めておいて、一番いい時に一番いい人に使って下さるようにと、神様と約束するのだそうです。 実は、マザーテレサも同じこ

「感謝と祈り」第145話

ある有名な葬儀社さんが、遺族の方にアンケート調査を行ったそうです。 するとこんな結果が得られました。 これは、大体に於いて当てはまるという事なので、ご了承下さい。(勿論例外もある事でしょう) それは、生前思いやりに満ちて、慈悲深く、優しい人生を送った人は、安らかに息を引き取り、あまり苦しまないそうです。 逆に、神経を尖らせ、人と争ったり、自己主張ばかりして、勝手気ままに生きてきた人は、苦しみながら死を迎えていた…という結果です。 小林正観さんという方がいますが、痛みを

「感謝と祈り」第144話

【今日の名言】 「人はその人の人生で その人の性格に ふさわしい出来事に出合う」 大島修治 (キャセイ産業代表取締役) この社長さんは、仕事をしている最中に、不運にも何者かに、ガソリンをかけられて、発煙筒で火をつけられたそうです。 全身に大火傷を負い、右腕を切断しなくてはいけないという、悲しい宣告を受け、絶望の淵に立たされました。 実際には、切断には至らず、何とか腐った肉だけを削り、腕は残ったそうです。 その時は、人間の生命力の強さに驚きつつも、毎日泣きわめき、

「感謝と祈り」第143話

昨日は「ほっこり」という事について書きました。 今日は、今一度医学部教授の伊藤裕氏の言葉を引用して、補足したいと思います。 伊藤裕(ひろし)氏は、私たちの脳はオーバーワークになっている、という。 だから、「ほっこり」に必要なのは、脳を休めること。 そして、五感を取り戻すために必要なメソッドを実行することが大切だと言います。 それはたとえば… ◆ゆっくり入浴し、「フーっ」と深呼吸すること ◆コーヒー、お茶など温かい飲み物を湯気を感じゆっくり味わうこと ◆体を動か

「感謝と祈り」第142話

慶応義塾大学医学部教授の伊藤裕氏は、ほっこりすることの大切さを教えてくれます。 ほっこりとは、なんとなく心地よかったり、なごんだり、ホッとしたりするときに、ふと、口に出る言葉ではないでしょうか? 実は、この「ほっこり」こそが、医学的にも、人間にとって、大切な体と心の状態であり、幸せの源泉なのだそうです。 今は、個性を生かして生きる事が良しとされ、「自分らしく生きる」とかいうことがカッコいいと言われています。 でも、自分らしく生きるというのは、中々疲れる事でもあります。

「感謝と祈り」第141話

ある心理学の本で、こんな記載がありました。 「うつな人が、ますますうつになっていくメカニズム」という文章です。 なぜ、うつはひどくなってしまうかというと、うつな気分の人は、ネガティブなことのほうに目を奪われてしまうからだという。 うつな人と、そうでない人の心理テストを行ったところ、うつな人は、自分自身についてネガティブなことばかりをよく記憶し、ポジティブなことは無視する傾向にあることが明らかになった。 でも、気分が落ち込んだ時に、明るい事を考えよう…と思ってもなかなか

「感謝と祈り」第140話

皆さんは、歳をとる事にどんなイメージを持っていますか? 昔の日本人は、歳をとる事をあまり嫌だと考えず、むしろ美徳とさえ感じる所がありました。 「老成」という言葉があるように、歳をとる事は、立派な事とされたのです。 ところが最近は、アンチエイジングとかいう言葉が流行り、歳をとる事が、嫌な事であり、せっせと若さを目指す人が増えているような気がします。 しかし、「年を取るのは、イヤだ、イヤだ」と言っていると、かえって老けやすくなってしまう、という驚きの結果を示す研究もありま

「感謝と祈り」第139話

今日は老子の言葉をご紹介します。 ◾️自ら見(あら)わさず、故に明かなり。 ◾️自ら是(ぜ)とせず、故に彰(あきら)かなり。 ◾️自ら伐(ほこ)らず、故に功有り。 ◾️自ら矜(ほこ)らず、故に長たり。(益謙第二十二) 自慢話をせず、感謝の気持ちで謙虚に生きる事を勧めています。 これを直訳すると…. ●自分に見識があるとは思っていないから、物事がよく分かる。 ●自分が正しいとは思っていないから、物事の是非がよく分かる。 ●自分の功を誇らないから、逆に功が得られる

「感謝と祈り」第138話

人生は人それぞれ… 色んな生き方があります。 そして、人生には第三の生き方があると言った人がいます。 それは、小林正観さんです。 とても興味深い言葉なので、紹介しますね。(以下が正観さんの言葉です) 多くの人は、必ずと言っていいほど「好き」か「嫌い」かを問いかけます。 実は 「好きだからやっている」「嫌いだからやっていない」という選択のほかに、人生には 三つ目の選択があります。 ☘️それは「淡々と生きる」ということです。 例えば、起こって欲しくない不幸、例えば事

「感謝と祈り」第137話

この世で人生の成功者になるには、ただ一点、感謝です。 逆をいうと、「当たり前」といった瞬間から、不幸が始まる。 これは、実業家の斎藤一人さんが言われた言葉です。 感謝する事があるのに、「当たり前」と考えるから、色んな争いが起こるのです。 例えば、私たちは、日本に生まれた事を「当たり前」と感じていないでしょうか? 世界を見渡すと、戦争や飢餓に苦しんでいる人達が沢山います。 日本に生まれ、食べる物に困らない暮らしが出来る事は、この上ない幸せな事なのです。 例えば夫

「感謝と祈り」第136話

会うと元気になれる人と、会うと気分が落ち込んでしまう人がいる。 会うと元気になれる人とは、いつも笑っていて、物事を肯定的に見ている人です。 反対に会うと疲れる人というのは、常に懐疑的な見方をして、「そうですね。でも..」と、こちらが提案した事の問題点ばかり並べる人。 評論家のように、ダメ出しをされると、やはり誰もがやる気を失ってしまいますよね。 出来る事なら、人に元気を与える人になりたいものです。 肯定的な人は「笑いが多い人」です。 いつも明るくて、機嫌がいいし、