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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている… もっと読む
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記事一覧

「感謝と祈り」第708話

惜しみなく与える人は、幸せな人生を送るようです。 その反対に、けち、出し惜しみ、出ししぶるような行動を取る人は、愚かな人となります。 自分の運命を曇らせていると、常岡一郎氏は言います。 何故なら、この世はすべて出したものが自分を守るからだそうです。 だから、汗をかき、力をしぼり、心をくばる事が大切になります。 その鮮やかなくり返しが、新陳代謝となり、私達の身を守ってくれるのてす。 これは、天地のめぐみを呼び出す生き方になるのです。 その反対の生き方として、掴む。

「感謝と祈り」第707話

【倦まず弛まず】 「倦まず」(うまず)は「飽きない」ということ。 「弛まず」(たゆまず)は「心を緩めない」ということです。 一つのことを始めたら、途中でいやになって投げ出したりしない。 孜々として努力を続ける、その大事さを説いています。 人間の心が陥りやすい通弊を戒めた言葉と言えるでしょう。 住友生命の故・新井正明氏(名誉会長)は、『論語』の中で一番好きな言葉は 「無倦」だと言いました。 事実、氏は九十歳の没年まで、自己陶冶の道を歩んで倦むことがなかった。 こ

「感謝と祈り」第706話

人は生きていく上で、「徳を作る事」が大事だと藤尾秀昭氏は言います。 では、徳を作るとはどういう事を意味するのでしょうか? 安岡正篤師はその著書『人物を修める』で、人間を人間たらしめる要素には本質的要素と付属的要素がある、と説いています。 本質的要素とは 徳性であり、徳性とは明るさ、清(さやけ)さ、人を愛する、尽くす、恩に報いる、誠実、正直、勤勉、などの貴い心の働きのことだと言います。 それに対して、知識、知能、技能などは徳性の発露を助ける付属的要素なのだそうです。

「感謝と祈り」第705話

今日は小林正観さんの言葉を紹介します。 正観さんは心が楽になる方法を、講演や著書で紹介してくれました。 正観さんは2011年にお亡くなりになりましたが、その人気の秘密は、正観さんの「ゆるさ」が多くの人に受け入れられたからかもしれません。 その一つに、「バカは風邪をひかない」という本当の意味を正観さんはこんな風に教えてくれます。 ◆毎日「うれしい」「楽しい」「面白い」「幸せ」と笑顔で言い続けている人は、機嫌のいい人。 機嫌のいい人は、機嫌がよくなるようなことが毎日起こ

「感謝と祈り」第704話

今日は友人から素敵な言葉を教えてもらいましたので、noteでシェアしたいと思います。 皆さんの心に届けば必ずお役に立つと思います。 【今日の言葉】 良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は、誠に妙なるものがある。 ⭐️これを「縁尋機妙」(えんじんきみょう)という。 また、いい人に交わっていると、良い結果に恵まれる ⭐️これを多逢聖因(たほうしょういん)という。 人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない 。 安岡正篤(東洋

「感謝と祈り」第703話

皆さんは「遊び」について、どのように感じていらっしゃいますか? 藤原東演住職は「遊び」について、こう語っておられます。 『「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という禅語は、「無門関」の第一則に出てくる。 我を忘れて、無心に遊んでみないか。 仕事も、趣味も、生活でなすことも、さらには人生の運不運もすべて遊び心で生きることがすばらしい。 仕事は成果をあげなくてはならないし、 「何かのため」という意味づけが不可欠だ。 ところが、遊びは何かのためにという目的がないし、その成功とか

「感謝と祈り」第702話

【天の働きと人間の役割】 『渋沢栄一 一日一言』より 「天は実に霊妙なる者である。 公明なる者である。 正大なるものである。 天は社会のため、国家のために尽くす人々に対して、必ず幸福を与うるものであるから、我々は社会のため、国家のために、 自己の責務を尽くすが、その本分である。 これを満足に務むるだけ、それだけ自己の本分を完(まっと)うすることになり、その本分を完うするところに幸福が在るのである。 ゆえに人はただ自己の本分を尽くす上において、不足なきや否やと自ら省みる

「感謝と祈り」第701話

二宮尊徳の教えは、渋沢栄一や松下幸之助、土光敏夫、豊田佐吉、稲盛和夫といった大事業家たちにも多大な影響を与えたと言われています。 その高弟である福住正兄が記した 『二宮翁夜話』を今日はご紹介します。  【積小為大】 『二宮翁夜話』より 「翁のことばに、大きな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるがよい。 小が積って大となるからだ。 およそ小人の常として、大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、できやすいことを勤めない。 それゆえ、ついに大きな事

「感謝と祈り」第700話

斎藤一人さんは、「バイバイの法則」がこの世には存在すると仰っています。 その法則とはこういうものです。 ◆ 大きなチャンスを逃した、と思ったときがチャンスの時。 執着せずに、諦(あきら)める事が大切なのです。 諦めるとは、断念するとか、ギブアップするという意味ではありません。 仏教においては、「あきらかにする」「つまびらかにする」という、ものの道理を明らかにすることなのです。 諦めれば、次のチャンスが必ずやってくるのです。 これは、「人」もまた同じで、きれいな別

「感謝と祈り」第699話

WBCで、監督を務め、日本を世界一へ導いた栗山英樹監督が、現役を辞めてキャスターをしていた時代に、どうしても忘れられないインタビューがあると言います。 それがメジャーリーガーとして活躍した投手で、ノーラン、ライアンという選手の言葉でした。 中学生の頃から彼のファンだったという栗山監督は、沢山の取材人が殺到する中、わざわざ日本から来たと言う事で、奥さんの尽力もあり、練習前のプルペンでノーラン選手に幸運にも呼ばれたと言います。 当時は日本人がインタビューする事自体、とても珍

「感謝と祈り」第698話

先日、幼い子供の遊ぶ姿を見て、ハッと思うことがありました。 そのお子さんは、多動で、他の子と同じ行動が取れない発達障害と見られるお子さんでしたが、その集中力がすごかったのです。 ままごとのコーナーで一人、おもちゃの包丁を使って、野菜や果物を切っていました。 マジックテープの切り目に包丁を入れるのですが、ちゃんと「大根、にんじん、もも、キャベツ....」と正確に野菜や果物の名前を言いながら、カットしては、また丁寧にくっつけてカゴに戻すのです。 それを何度となく繰り返し、

「感謝と祈り」第697話

スウェーデンの首都、ストックホルムに住む75歳以上の市民を対象にした3年間の追跡調査があります。 それによると、他人とのつながりのない一人暮らしの人は、そうでない人に比べて認知症になるリスクが1.5倍に高まることがわかったそうです。 また世界各国の膨大なデータを集めたメタ解析調査からも、孤独な人は、そうでない人に比べて、死亡リスクが1.5倍だという結果も出ているそうです。 このように、知人たちとのつながりは、私たちに生きるパワーを授けてくれているのです。 その理由とし

「感謝と祈り」第696話

人生というのは、「最悪」という体験をすることによって、今度は良い方に向かう絶好のタイミング(チャンス)なのだと偉人は教えてくれます。 「カンパニーぜよー!」と意気込んで、ようやく手に入れた船で初船出を果たしたと思ったら、天下の徳川御三家の船と衝突して、船が沈んでしまう体験をした坂本龍馬。 しかし、坂本龍馬はその事件で億を超えるお金を手にする流れを作りました。 作家を目指すも本を出してくれる出版社はなくて、自費で作ったものの全く売れなかった文豪、宮沢賢治。 作家を目指す

「感謝と祈り」第695話

人生の後半生で必要な事は、ギアチェンジすることだと齋藤孝氏は言います。 還暦を迎えて、定年になってしまったら、それまでの生き方とまるで立場が逆転してしまうからです。 それまではがむしゃらに働き、上司として部下を持ち、華々しい経歴を持った人でも、いつかはその役職から離れる日が来るのです。 例え、雇用を継続したとしても、それまでの給与よりも減額されてしまうし、役職を離れれば、その人に対する評価も変わってしまうからです。 立場が今までと変わると、急に自信を失ったり、やる気が