![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142425189/rectangle_large_type_2_3d86721d4ce35b040cef08196b77828b.jpeg?width=800)
ペンネームで活動するメリット3選【2分】
私の、この、弓吉えり、という名前。
これは、おそらくは言わずもがな、筆名、すなわち、ペンネームである。
私だけに限らず、文芸創作にかかわる人は、ペンネームで活動する人がかなり多い。
今日は、私がペンネームで活動していて感じる、メリットを、3つ紹介しようと思う。
今現在ペンネームで活動している人には、共感してもらえるかもしれないし、これからペンネームで活動しようとしている人には、参考になるかもしれない。たぶん。
①名前コスプレできる
いちばんは、これだ。
名前コスプレ!!!
私は、「弓吉えり」という衣装を着て、ヘアメイクをして、ちがう人間になった気分で過ごしている。
一般人として生きていると、ちがう人間になった気分を、日常生活で味わうことは、ほとんどないに等しい。
そんな特別な気分を、ペンネームで活動するだけで満喫できちゃうんである。
②世界観を名前で表現できる
つづいては、これ。
作者の名前も創作物の一部、だと私は捉えている。
本名が、表現したい世界観に合致していれば、それでよいのだけれども、いやあなかなか、そういうわけにはいかない。
だったら、ペンネームを作ってしまえばよい。
私の短歌やエッセイは、あまり突飛だったり斬新だったりする作風ではない。
ゆみよしえり、という、どちらかというと、やわらかな響きの音と、作風が相まっているように、自分では感じている。
いちおう言い添えておくと、必ずしも作品の世界観と名前が合致する必要はなくて、逆に「弓吉えり」みたいな名前の人が、破調ありまくりの挑戦的な短歌をつくるのも、大ありなんである。
③創作の世界に没入できる
これは、「①名前コスプレできる」「②世界観を表現できる」の結果、もたらされる要素だ。
自分の表現したい世界観と、照らし合わせたうえで、本名ではない、別の名前を身に纏っている状態で、創作をすることになる。
ゆえに、自分の創作の世界観に、これ以上なく没入することができる。
まずは、ペンネームという形から入ってみると、思いのほか、創作にのめり込むことになる。
おわりに
![](https://assets.st-note.com/img/1717115115704-GO1GMsS6lX.jpg?width=800)
1日をちがう名前で生きてみて僕の知らない僕に出会った/弓吉えり
ペンネーム、という衣装を纏うだけで、自分でも知らなかった自分の一面に出会うことになった。
それがよいことなのか、そうでないのか、本質的なことはわからないままだけれど、何かしら変化があったことはたしかで、それは悪くないことのように感じている。
あなたが、今のあなたの名前と、しあわせな関係でありますように。
あなたが、これから出会うあなたの名前と、しあわせな関係を築けますように。
名前の魔力というのは、とてつもなくて、恐れ慄きつつも、その恩恵に与っている日々だ。
次の記事では、「ペンネームで活動するデメリット3選」をご紹介します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?