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【2017.01.29】各種アジアンマーケットへ向かった日曜、アフガン人ビザ申請は14ステップ、心身共に恋愛状態の時(2,977)

クライアントからの納期が迫っているのもあって、妻は週末にも仕事を家に持ち込んでは、昨晩も夜中の2時ぐらいまで仕事部屋の灯りが消えていないという忙しさ。

私はと言うと、今朝早起きしないとならなかったのもあって昨晩は先に就寝。6amに起床の際も、一緒に寝ているベッドから抜け出す時に妻を起こさないように、注意して行動(眠っている最中は私が大抵、嫁に抱き着いているので)。

妻が仕事中、私は買い物や部屋の掃除を担当。ピカピカのフロアや階段、トイレは汚れがすぐに目立つので、少しでも染み付いた所はすかさず雑巾がけ。

豚と牛の薄切り肉が底を突き始めたので、ランチ前にアジア系マーケットへ向かい、それらを調達。今の住まいに引っ越してから既に3回ほど訪れた、妙な名前の韓国系マーケットは、豚肉が安いが牛がやや高い。一方、中華系マーケットは牛が安い。日系マーケットはどっちも高いが、味がやはり違う。結局、3軒全てを回る事に。

帰宅後に、20代の社会人で留学を考えているという人のカウンセリング。その人を待つ間あれこれニュースを観ていたら、案の定というか、対応の速さに驚いたのが、プリ―バス委員長を通してホワイトハウスから「グリーンカードを所持している者は、当該の7カ国からであっても入国許可」と、今日の昼には公式声明が出ていて、この国のこういう節操の無さが好きなんだよなあとも思う。

デモの発祥となったニューヨークのJFK空港だけでなく、このカリフォルニアも、ロサンゼルス空港で夜通し抗議デモが行われ、現在もそれは過熱気味だが、こういう人道的に明らかにおかしい(アメリカ滞在可能な正当性を証明できるにも関わらず、当該の7カ国からの入国者は全て別室送り)決め事に対して、団結して猛反発する抗議運動こそ意義があり、実際に書面で提示された法律をたった1日で覆したわけだし、終わってから一週間以上経つのに結局無風が続いている女性マーチが如何にしょうもないプロテストだったのかが、こういう報道を聞くと浮き彫りになるわな。運動後にゴミだらけになった州はひとつやふたつじゃないようだし

この入国禁止問題は当面、議論の的になるだろうが、たまたま昨日、当該のイスラム圏7カ国の国籍を持つ渡航者入国禁止のニュースを30ぐらい一気に読んでいた時、多分Last Week Tonight公式アカウントからだと思うが、ジョン・オリヴァが今から3年前に、タリバンと戦った米軍の翻訳者として多大な貢献をしたアフガン人が、その活躍とは裏腹に3年半もアメリカ入国用ビザが下りず、待っている間に現地の家族を人質に取られたり殺されたりした一方で(同胞から裏切り者だと認識された為)、イラク産のロバはたったの8か月でアメリカ入国が出来てしまったと言う冗談としか思えない事件を掘り下げたセグメントが流れてきて、16分の長さを魅入ってしまい、3年前の時点でこの有り様だから、これは根深いぞと。

そもそもこのセグメントを観るまで、イラク人とアフガン人が米国へ入国の為のビザ申請にこんだけのステップを踏まされるなんて知らなかったし、オリヴァが指摘したように、アルコール・薬物中毒を直すのだって12ステップだというのに何で14もそっちはあるのかと。私は弁護士を通したのでビザの手続きはえらい簡単(弁護士に言われた通りに書類を出すだけ)だったが、米国移住を考えた場合、イスラム圏生まれなだけで猛烈なハンデを背負わされているのは、今回に限った事では無いようだ。

こうしたアメリカ入国関連の話しは、コッチへの旅行を考えている友人とさっき話した時にもやはり盛り上がるもので、特に日本は、90日以内(3か月では無い点に注意)の滞在ならばアメリカ入国の際にビザが要らない、免除プログラムに参加しているから、それが今後どうなるかも、大きな関心ごとになってくる。

正直、何がこれから起こるか予測不能なので、私も妻も、トランプが再選しない2021年か、市民権が取れるまでは(永住権取得後に、最低5年は待たないとならない)、アメリカ国内に留まるつもりでいるから、私や妻と関わりあるひとたちには、向こうからコッチへ来て頂くよう、案内をしている最中だったりもする。

他にも雑談中、恋愛関係の話しでも結構、盛り上がる。こういう話しもたまには、面白い。

私自身、異性パートナーとして一番付き合いが長いのは当然、現在の嫁だが、それまでにもプライベートな短期の付き合いを多少は経験しているから、その辺りの引き出しも不思議と有ったりする。

予めヤロー側からの視点という前置きをしておくが、異性との本格的な恋愛が始まって一番変化が生じるのは、私の経験上だと、小説やドラマ、映画、漫画、アニメなどでそれまで気にも留めていなかった男女のイチャイチャ場面に、やっっっっっったら意識が向かうようになる事。

それらを観ながら、いやそれはウソ、ああこれある、分かるわそれ、ンナワケネーだろ、おおそのパターンはあああぁああぁああ、との具合に、自分の経験に笑えるぐらいに当てはめられるようになってくる。

ラーラランドがコッチでもバカみたいにウケているのは、一見冗談みたいなラブコメ展開なようで、カップルの「あるある」をさりげなく放り込んでくるからで、あのリアリティとファンタジーを行ったり来たりする匙加減も、ヒットの秘訣じゃないかと思う。

そういえば毎週妻と楽しく観ている風夏なんかも、主人公に可愛いコが寄りすぎなんじゃー、おまえは早見が声を当てている金持ち有名人の幼馴染で十分じゃろー、と突っ込みながらも(妻は早速、×を連呼)、いざトラブッたときのドギマギした天然対応なんかにデジャブを感じたり、さらには会話に詰まってツイッターに逃げるトコなんかが今をリアルに切り取っているなと思ったりもして、いかにもマガジンに載るラブコメっぽいのに不思議な説得力を覚えたものだ。

恋愛の仕方なんてのはルールなんてものが存在せず、それまで互いに違う道を歩んできたカップルによって全く異なるアプローチが生まれてくるし、だからこそ、面白いものだ。必然的に、そうした話しになった時に、ユニークな過程や経験を積むほどに、会話における最高の肴へと、化けてくれる。そのステップ数ときたら、さっきのアルコール・麻薬中毒克服プログラムの12なんて目じゃないわよ

特にヤローにとっては、カノジョが出来るまでは全人類が敵、幸せそうにしているカップルは死ね、などなど、親の全てに反発する反抗思春期よりも殺気立っているにも関わらず、いざデキると、それまでの自分からは考えられないほど寛容になったり、他のカップルを応援したりといった、恐ろしい変わり身の速さを実感する事になる。オトコってそんな単純なの? そらもうビックリするぐらい

まあ逆にそこで浮かれて、というかそのスキを相手の女子に突かれて、痛い目を見てきたりも私はしたが、今ではそんなの良い笑い話にしかならないので、失敗も経験のうち。英語でも「Love is blind(恋は盲目)」とは、巧く言ったものだ。

音楽の中で飛び出す歌詞に対する受け取り方も変わってくるもので、せっかくだから時間がある時に、「私の視点による」恋愛を謳っている曲のリストでも、作ってみようかと思ったところで、夕食の時間になったので、それはまた後日。