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【48】恋人とのわかれを惜しむように


前回、『コンテストで選ばれる人・優勝する人の共通点』の記事で、
「最後の動作をゆっくりする」というコツを書いたところ、

お茶のお稽古をしているお客様からこんなメッセージをいただきました。
(お客様なのに、このnoteをご購読くださっている…😂ありがとうございます!)

"何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に 別るると知れ"
「お茶の世界でも、利休百首にも書いてあるけど。
道具を置く時、さっと手を離してしまうとぞんざいに扱っているように見えてしまうので、恋人との別れを惜しむような気持ちで手を離しなさいっていう教えがあるんだよ。」

それそれ。まさに、それ!
私が言いたかったこと。
利休さん、400年以上前に、良い事言ってくださってる~!!♥

例えば、日常のちょっとしたところで。
メンバーズカードやクレジットカードをお返しする時に、
何の気なしにサッと返してしまったり、片手でお渡ししてしまったり。。していませんか?

お渡しして、相手が受け取ってから、少しの余韻をもって手を元に戻す
(恋人との別れを惜しむように)…。
万が一の理由で、カードを片手でお返ししないといけない状況の時は、「片手で申し訳ございません」と一言添えられるマナーがあると素敵ですよね。


先日お伝えしたように、
・誘導の際の手の動き。
・目を合わせる動作。(まばたき)
・「ありがとうございます。」とお辞儀して姿勢を戻すタイミング。
・ハーブティをお出しする時。

その全てが、"何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に 別るると知れ"の意識で出来ると素敵ですよね。
利休さん、良いわぁ~、好きだわ~。

茶道の精神とセラピスト道。
真に大切なものは、何事も同じなんだなぁ、と再認識しました。

とても良い句を教えていただいたので、皆様にもシェアでした♡
Tさま、いつもありがとうございます!!☕


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